自分にとって、価値のあるもの

久しぶりの連休すぎて、何をしたらいいのかわからない

そんな気持ちに気づいて、いかに「～やらなきゃ」で過ごしていたかということに気づく。


そういえば、初詣にも行かずじまいだった。

今更ながら、初詣。ごめんなさい。

今日もかなりの人出があって、駐車場は満杯だった。

おみくじを引いてみたら「吉」と出た。
まだまだ努力の途上らいしい。
がんばります。


手作り品の展示即売会に立ち寄ってみた。
素敵な色合いのスカーフやらショールやらがいっぱいあって
ひと目で「高そう～・・・・」であったので躊躇していたらおじさんに捕まった。

いいでしょう～軽いでしょう～お値段も軽いよ！

いやいやいや。

でも本当に、軽くて暖かで肌触りがよくて、一枚あったら長く使えるだろうな～と思う。

お値段は軽くないよ！
軽くないけど、手織りでこれほどきっちり織ってあったら、
その手間やらなにやらを考えたら、決して高くはないだろうと想像できる。

自分の財布から出せる金額と、
良い物、これからも作ってほしいものの対価が、もう少し近ければいいのに。

「日本人にすすめるなら、こういう色だね、顔映りがいいんだよ」
とみせてくれたのは暖色系の、春のきれいな色たち。
「でもね、若い人にはこういうのもおすすめ」
あててみて、と手渡されたのは、
横糸が黒、縦糸が紺の、シックな素敵な色のものだった。
アルパカとシルクだって。
あらま。おじさんからみた私はこういうイメージなのかしらね。
個性的で、クール系？　　　（おじさん……わかってると思うけど、私も日本人だよ？）

「……若くないですけどね」
っていうより、高級品を身につけられる年齢としては若いほうか？？

あ～あれ素敵だったな、と、家に帰った今でも思っている。



そして家のなかをみまわすと、便利だけどチープなものとか
色合いを揃えるよりも機能性優先！で購入したものがあちこちにあって、
なんたる雑然とした感じ……。

自分にとって価値のあるものを残し、
さんざんお世話になったけれど、今後もう出番がないであろうものとさよならして
この先何かを買うときには、いいものを少しだけ、大切に使っていけたらいいかなあ。