空色のきもち

晴天の日も、雨の日もあるけれど、好きなものと一緒に毎日を過ごしています。

『風と共にゆとりぬ』

2017-12-26 23:33:19 | 本の森
『風と共にゆとりぬ』朝井リョウ を読む。

誰のものであっても、エッセイは割と好きだ。
そこには野次馬根性が潜んでいるのかもしれない。
あんな話を考えてしまうあのヒトの頭の中(思考回路)はいったいどうなっているのか。
どんな生活をしていて、どんな瞬間にそんなことを考えてしまうのか。
同じ世界で同じ今日を過ごしている人も、
場所や感じ方が違うと、こんなにも受け止め方に違いが出るのか。
へ~こんなものが好きなんだ…
そんなものが存在することすら知らなかった!
そんなものが詰まっている気がするから。

今回のエッセイでうぉ~~…と思ったのが、
兼業作家をやめて、専業作家になるあたり。
つまりは会社員であることをやめるという選択をした、ということだけれども。

やみくもにやめようとしたわけではなく、4月から移住を伴う仕事をする予定になり、
それを実現させるには、会社員であることは辞める、という選択をした、ということのようだ。

芸術系とか、作家とか
そのあたりの職業一本に絞るっていうのは
あー、勇気がいる決断をしたんだなぁ。

飛び込んでみたい気持ちがあっても
結構躊躇するタイプな気がする私にとっては
決断できた人は、本当にスバラシイとおもうよ。
頑張ってね。

がしかし。
4月からの移住を伴う仕事は中止となり、
仕事もなくなる…

うぉぉぉぉぉ~~~~~~

と思う時点で、私はまだ腹が座ってないね。


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