空色のきもち

晴天の日も、雨の日もあるけれど、好きなものと一緒に毎日を過ごしています。

羊と鋼の森

2018-07-06 23:26:13 | 映画の世界
映画「羊と鋼の森」をみる。

邦画をみに映画館を訪れるなんて…珍しいこと。
でも、これはみてみたかった。

原作の、あの静かな感じをどう表現するんだろうか、と思って。

本を読んでからしばらくたっているので、
詳細な部分まではあまり思い出すことはできなかったけれど

主人公の出身地のイメージはあの
「スーパーまで37キロ」の地に近い感じなんだろうかと考えたり

「すばらしい耳も、器用な手も、音楽の知識もまるでない」
「自分にそうしたものがあったなら」
と言っていた主人公は、
音楽をしている中での自分の葛藤にも似る部分でもあるなと感じたり

だとしたら
彼の中にある森の中の音、木の感触、植物に対する知識、
それに代わる私の持ち物って何なんだろうな…

「情熱は負けない!」
「好きだという気持ちを持っている!」
と言い切ることができるほどの情熱も、若さも、ひたむきさも
もはや持っていないのは事実なのだもの…

調律師の友人の仕事ぶりはこんななのだろうか、と想像してしまう。
プライベートでの知り合いだから、仕事の顔をみたことがないから。
優しく柔和で、ちょっと独特なユーモアを持った彼は
どんな思いで仕事をしているんだろうか、とも考える。



実際のところ、ピアノ曲に関する知識がまるでないw

それでも最近気をつけて某TV番組で名曲のさわり部分と作曲家に関する知識を
すこーしずつ手に入れてみたらば
あら不思議。
少しずつでも進歩することがわかったわw


そんなこんなで、
とても静かな映画を、堪能してまいりました。

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