空色のきもち

晴天の日も、雨の日もあるけれど、好きなものと一緒に毎日を過ごしています。

『さみしい夜にはペンを持て』 24-3

2024-05-01 00:24:00 | 本の森




だれかに話すとスッキリする。それは頭のなかを大掃除するような気持ちよさじゃないかって。

コトバミマンの泡

答えを出さない。答えを決めない。そうしているうちは、ずっと「可能性」が残る。
可能性の中に生きている限り、僕たちは物事を真剣に考えなくなるんだ。

「考えることは答えを出そうとすること」
答えを出そうとしないまま保留しているのは、何も考えないのと一緒なんだよ。

ボキャブラリーというのは「知っている」だけじゃ意味がなくって、「使える」ものじゃないといけないんだよ。

勉強でも、スポーツでも、習い事でも、なんでも一緒さ。
「できること」が増えれば、おもしろくなる。「できること」が少ないうちは、なかなか楽しめない。そして、書くことにおいては「表現力」を身につけることで「できること」が格段に増えていく。

「今の自分にできること」がひとつでもあるのなら、その悩みは「考えごと」の箱に入れる。もっと深く考える価値がある。
一方、「いまの自分にできること」がひとつもないのなら、その悩みは「心配ごと」の箱に入れてクローゼットにしまう。考えても仕方がない。自分にできることは、何にもないんだからね。

今でもあんまり、自分の悩みを誰かに話すことはしない。
しないんだけれど、書いているかもしれない。
逆に、イライラしたこと、ムッとしたこと、負の感情・・・みたいなものは言葉にしないようにしている。
言葉にしたらそこまでではなかったことも形になってしまうから。
そんなふうに使いかけながら、生きてるね。


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