明け方、試合で負けた夢を見ました。
その負け方は、ダウンでもTKOでも判定でもなく、対戦相手を愚弄し侮辱するような私のファイトにレフェリーがキレての一発退場勧告というものです。
不思議なことに当の私は試合内容を全く思い出せず、敗戦後もレフェリーに文句をつけている往生際の悪いこと悪いこと。
私を宥めるべくシバノフ&コイズミンの両セコンドは録画映像を観ようと勧めてくれたのですが、その試合映像に愕然とする私でありました。
それは、明らかに格下の相手が繰り出すパンチにボディワークのみで躱し、いたぶるようにカウンターを入れて楽しんでいるのです。
そこまではいいのですが、突然会場にけたたましい電話の受信音が鳴り響き、何とそれは私のトランクスの中からじゃありませんか!
私は左手で子機を持ち、会話をしながら右だけで余裕を持って戦います。多少押し込まれた場合は子機を肩と顎で抑え、両手で応戦するのです。
多分仕事関係の相手と話しているのですが、話が幾分混み合ってきました。
私は相手の言うことをメモるため、状態を沈め、子機を顎に挟み、右手でリングに置いた紙にメモを取り始めました。
その刹那
苦し紛れの相手の打ち下ろしのパンチが軽く私を掠めました。
私は、今忙しいから後にしてくれないか?などと相手に言い放ち、その後もメモを取りながら器用にパンチを躱し続けたのです。
そういう傲慢な態度にレフェリーが退場宣告を告げたのです。
両セコンドは
まあ、こういう日もあるさ!
など慰めてくれました。
言うまでもなく、仕事のストレスが見せた夢なんでしょう!