クラブボクシング@ゴールドジム湘南神奈川

普通、湘南辻堂といえばサーフィンなのにボクシングでひたすら汗を流すオッさん達のうだうだ話!

朴竜文庫 46 (ツボ押しの達人)

2017年08月03日 | 朴竜文庫
朴竜です。この数年ハマっている男性作家というと、たびたび紹介していますが、原宏一、山本甲士、佐藤青南、そして室積光の朴竜文庫四天王です。

いずれも至高のエンターテイメントを紡ぎ出し続ける力にただ脱帽です。

この『ツボ押しの達人』は講談社文庫から最近文庫化されたものですが、

まずは『達人山を下る』が第1作目にあり

その続編にあたる『達人の弟子 海を渡る』があり、


そしてその最新作がこの『ツボ押しの達人』となります。

シリーズ1作目が文庫化されたのは確か2013年くいに覚えています。ようやく3作目が出てきて嬉しい! 勿体無いのでちびちび読んでいました。

ストーリーは単純明快!

古武道の達人である老人が、『尊厳崩し』『石仏突き』などの究極の技で、ヤクザ、怪しげな新興宗教、悪徳政治家、国際テロリストグループを壊滅させ、反省を求めた後に、更正させていくストーリー。

1作目は達人自らが主人公となり活躍、2作目は達人弟子となる孫が大活躍、そして最新作は新しい弟子の女性記者が大奮闘します。

登場人物は達人を起点にそのファミリーが増えていくのですが、キャラ設定が秀逸です。

ボクシング、格闘技をやっているみなさんには1作目からの一気読をおすすめします。

強さは優しさです。
強い人は皆優しく謙虚。

そんなことも教えてくれシリーズです。