クラブボクシング@ゴールドジム湘南神奈川

普通、湘南辻堂といえばサーフィンなのにボクシングでひたすら汗を流すオッさん達のうだうだ話!

くつあと

2021年02月25日 | ちっちゃいおっさん

 

くつあと

      

砂浜 小さな 

靴跡ふたつ 遥か波音


故郷の街 天気予報 

テレビで観たよ

短い夏の青空らしい  

眩しい光射すらしい


スマホの中 褪せた写真 

指でなぞってみる

確かに君がいて 僕がいた   

キラキラの宝物

 

砂浜 小さな 

靴跡ふたつ 波が消しても

夕暮れ 寄り添う

小さな影 ふたつ 

家へ帰ろう


故郷の空 愛する人が 

ゆっくり消えていく

遅い春の青空らしい 

冷たい風吹くらしい


車の中 褪せた記憶 

ふたりなぞってみる

確かに父がいて 母がいた 

ありふれた宝物


錆びた扉 ふたりで開けて 

ただいまと呟いた

淡い悔いに 掌を合わせた 

シロツメクサ咲く 丘の家


砂浜 確かな  

靴跡ふたつ 波が消しても

夕暮れ 来た道語る 僕らは 

今も変わらない


家へ帰ろう 

小さな靴跡 ふたつ 

遥か波音

君は 僕のふるさと     

嗚呼 遥か波音 











少年たちと朴竜

2021年02月25日 | ちっちゃいおっさん

引地川の河口付近で何やら子供たちが騒いでいます。北海道弁でいうと「オダッテ」いるのです。


デカい蛇でもいるのか、ウミガメでもいるのか、猫が川に落ちたのか・・・


江の島へのロードワーク中の私は、どうした!どうした!と子供たちと一緒にオダチながら川をのぞき込むのですが・・・



あれ?何もいないじゃん、普通じゃん。

「ねえ、何かいるの?」と尋ねると、オダチ切った子供たちは眼を輝かせて、


「ほらほらあそこ!」と指を指しますが何にも見えません。


「え?川になんか沈んでんの?」だって見えないんだもん。


それでも子供たち「ほらほらあそこ!」


「あそこってどこ?」

「この下のコンクリートだよ、ほら」「え?」

「ほら、アリがいるでしょ?蟻」

「え、アリ?」

「そうアリ」

「オジサン目が悪いからアリ見えないんだけど、そのアリでかいの?」

「ううん、普通のアリ」

「普通のアリが面白いの?」

「うん面白いの!」

「そうかそうか、面白くてよかった!じゃあね、ありがとう!」

「ギャハハ、アリがとうだって!」


あ、いや、これ駄洒落じゃないっす。あ、違うんだってば! 


いやはや男の子って可愛いね。息子が小さいころを思い出しましたわ。

にゃんともはや