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苦しさのスパイラル

2010-02-01 | 登校拒否について
順調に学校へ行きだしていた子供が、また登校を渋るようになりました。
先日そんな状態の子供に対して声を荒げてしまった私は1時間程一人で考えていたのですが、そんな事をしても子供にとっては苦しいだけなのに何故そうしてしまうのか、もしかしたら自分の態度が子供を追い込んでいるのではないか、と色々考えた結果、
「今日は美味しいものでも食べに行こう、明日は代わりにがんばろう。
 あなたに怒鳴っても仕方がないんだし」

一瞬安堵の表情を浮かべた子供は、いそいそと出かける準備を始めました。
この子もまた苦しい思いの中にいる、そう思うと涙が溢れそうになってしまいます。


個人的には学校は子供にとってとても大切な場所だと思っています。
勉強ができるようになるとかではなくて、同年代の子供との人間関係を作る場所としてなくてはならないものだと考えていますが、苦しくても我慢して行くのでは大切な学びを見つけられなくなってしまう気がします。
子供の中に何かの楽しみがなくては、学校の持つ全ての良さが反転してしまうような、そんな危なさを何となく感じています。
学校は大切なものだから何とか行かせなくては、と思う親の気持ちの中にもそんな危なさを見つけてしまった出来事でした。

試行錯誤の中で登校拒否と向き合う日々はまだ続いています。
でも親としての自分の中にも問題はあるということを、少しずつ気づかされてもいます。







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2 コメント

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ゆこ蜂さま (shouske0)
2010-02-02 08:54:20
コメントありがとうございます。
そして色々とアドバイスをありがとうございます。参考にしてみます。
家族の問題が家庭内で反響しあって、より苦しい状況を作り出してしまうことがありますね。
まず親が気がつけば状況は好転していくと思うのですが、その一歩になかなか至らない事を自分でも体験できました。
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はじめまして (ゆこ蜂)
2010-02-02 03:15:21
最近、拝見させていただいてます。元弘前、今は黒石市民ですが、青森の記事がこちらで色々あるので
個人的に(勝手に・・笑)参考にしたり、青森の色々な面を知ることが出来るので楽しみにしております。

お子様の不登校のこと、とても心が痛みますね。
私も小学生の頃は不登校だったので、お子様のお気持ち、同時に親御さんのお気持ちを考えると、とても複雑な心境になります・・。

まだ親の身にもなっていない若造がこんなことを申すのは大変失礼だと承知ですが・・
きっとお子様も、心の中では『学校に行かなきゃ、でも行きたくない(問題があるから)でも・・』と葛藤中だと思います。

子供に限らず老若男女、誰もが外で問題があると、身内に助けを求めます。
特に子供の場合ですと、最初で最後の味方が親になります。なので、どうか『あなた(子供)のことちゃんと見てるよ、味方だよ』ということを伝えてあげるとお子様は安心すると思います。

親という立場上、自らの経験やその目線で子供に助言などしがちですが、
子供が求めていないことだと返って反発してしまったり、思い詰めてしまうかもしれません。

まずはお子様の言葉をしっかりと聞き、もしも自分から話さなければ、上手に聞き出してみてはいかがでしょうか・・?

問題点が解決しない限り悩みはなくなりませんが、
お子様が悩みを話すことによりそれが気分転換にもなりますし、おのずと解決策が見えてくるかもしれませんよ!

画面の向こうで応援しています!長くなり申し訳ありません。。
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