加賀藩の所領加賀、能登、越中の魅力、海越しに観る山々、風光明媚なシーサイド・ラインの風景・出来事を写真で紹介する。
金澤・能登立山シーサイド・ライン



シーサイドラインも今朝は薄っすらと雪化粧した。
朝に先日訪ねた朝日山「上日寺」を訪ねてみた。社叢の木々が薄っすらと雪化粧して花が咲いたようだ。

雪化粧した朝日山「上日寺」と「行田池(龍神池)」 雪化粧した朝日山「上日寺」と「行田池(龍神池)」



手前は行田池(龍神池)でご本尊の千手観音様を乗せてこられた竜神様が今でもこの池に身を伏せて観音様をお守りしているとされる池。

こちらも参考にしてください。
サイト『四季・祭・館』朝日山「上日寺」龍神池:http://uenocamera.web.infoseek.co.jp/sansaku/jyounichiji/jyounichiji9.html


先日15日「石仏」を載せましたが、境内には八十八カ所石仏群。また、市指定文化財 民俗文化財「長沢筑前寄進の石仏群」が祀られております。

  
現在の石仏群



氷見市の指定文化財より抜粋

 上日寺の観音堂の周辺には数多くの石仏が安置されている。その中でも観音堂の背後にせまる崖の上に、ほぼ堂の背面に並行するように、幅2メートルほどの道がつけられている。今は雑草におおわれているが、かつては、そこに浅い窟(くつ)が等間隔に掘られ、小さな石仏が一体ずつ安置されていた。つづく>>>

 
工事前の石仏群
写真:左、氷見市の指定文化財より 右、サイト『四季・祭・館』から





コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )





 仰いで山をながめ、俯して流水のの音を聴く。ここ光久寺茶庭は、「俯仰園」と名づけられている。

 庭は回廊で手前と奥とに分けられている。手前に池を配し、奥は裏山を借景として取り入れ立体感と奥行きを出している。
 つまり、手前をこちら「此岸」、奥をむこう「彼岸」と見立てた現世と、浄土を表している。

 季節はまだ三月、こちらにはまだ雪が残り、回廊から奥は日差しが差し込み春の陽気だ。植え込みの間にはスミレが花開いている。スミレ

池を眺めながら御堂座敷から書院と進み回廊にと出る。回廊から左手此岸には池の渕に見事なドウダンツツジ、右手、彼岸のほうには阿弥陀如来・観音菩薩・勢至菩薩をあらわす三尊石と翠流杉に十三重の塔、椿、つつじなどを配する。つつじ数も多く花の咲くころはさぞかし綺麗だろう。

回廊突き当たり、本堂側には俯仰庵がある。庭をぐるりと回り眺めることが出来る。また、庭に下りて飛び石づたいに眺めることが出来る。

  


この庭園は加賀藩御用造園師駒造の作で江戸時代初期宝永年間の築造だ。

参考:富山県指定名勝 光久寺の茶庭 拝観の琹
   富山県の歴史散歩 山川出版社

光久寺
住所:氷見市飯久保2807
電話:0766-91-1690 
地図:氷見市ホームページ 見どころガイドをご覧ください
 http://www.city.himi.toyama.jp/kankozyouhou/midokoro.html

近くの見どころ:布施の丸山


コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )