


最初に張ったガットから数えて三代目にしてやっと良い感じの
セッティングに近づく事ができたようです。
ポリスターエナジーターボ1.30mmを55pに張替えてしばらく
使ってみました。
色々と微調整しながらしばらく使ってみましたが、やはり基本的に
ピュアアエロVSは厚い当たりの縦振り系で打つプレースタイルに
合っているような感じでした。
ガットを張替えテンションも色々と変えて試してみたものの、自分の
好きなスタイルでもある薄いグリップで前に大きくスイングするような
低い弾道のフラット系のショットではイマイチボールにパワーを伝え
きれない印象が強かったです。
これは今回の2020年版ピュアアエロVSでは無印版ピュアアエロの持つ
ラケットの基本特性が2016年のピュアアエロVSよりも、濃く反映された
ということなのかもしれません。
2016年版のピュアアエロVSではフレームがボックス形状だったり
ガットのピッチが結構狭かったりして、どちらかというとピュアドラや
ピュアストまで好んで使用する人も対象範囲になっていたような。
その結果対象とする人を欲張り過ぎて?逆に少しピーキーなラケットに
なってしまったようなところもあったかもしれません。
バボラさんの看板商品でもあるピュアドライブ&ピュアドラVSシリーズ
そしてピュアアエロ&ピュアアエロVSシリーズの関係性が今回の
ピュアアエロVSの2016版→2020版の変化で今回で改めてスッキリと
したような気がします。
それぞれ基本的な特性が受け継がれつつ、面の大きさとフレーム厚の
変化でラケットの性能特性がよりハッキリと先鋭化して出るようになり
より合ったプレースタイルでラケットを選択し易くなった感じも。

ピュアアエロといえば横広スピングロメット

個人的な好みは2016年版?
ピュアアエロVSの2016年版から2020年版への設計変更は思っていた
以上にラケットの性能特性への与える影響が大きかったようです。
正直なところ今回の2020年版のより2016版のピュアアエロVSの方が
自分のプレースタイル的には合っているような気が。
ということでここで、ぼくのかんがえたさいきょうのピュアアエロVSを。
基本的スペックはそのままでいいと思いますが、ボールを潰し易くして
よりフラット系のボールにもコミットできるようにする為にここは
敢えてストリングのパターンを変えてしまって16/21という昔の
ヨネックスのVコアのFが付くやつであったような超変則のパターンに
してしまうとちょっと面白いかもしれません。でもスピン性能はかなり
ダメージを受けてしまうのでもうそれピュアアエロじゃないでしょと
ツッコミを受けそうではあります。
というか、もはやフラット系ならならピュアドライブ、ピュアドラVS
の方が適正が高いというのがハッキリしていますし、メーカーさんも
そういう流れで誘導しようとしていると思われるので、ピュアアエロVS
はもうこのままの方向性で良いのかなぁと。
ピュアドラVSがあるから、ということで今回のピュアアエロVSは
ラケットの性能特性をスピン系の方に振っているような気もしますし。
なんかやっぱり自分はバボラのラケットの中でピュアドライブVSが
一番合うような気も。ここは決断が必要かもしれません。