ラケットオタの探求の日々!

今日も理想のテニスラケットを求めて試行錯誤の日々

2020ダンロップのFX500ツアーを好みに調整してガットも張ってみた!

2020-08-31 10:02:41 | テニス

 

 

ダンロップさんの三番目の矢であり、某ラケットに対する

刺客?でもある期待のパワー重視ラケットFX500のツアー

を自分の好みにあわせて調整していきます。

それにしてもスリクソン時代はメーカーロゴがラケット中

で存在を主張しまくっていて、これでもかと7箇所ぐらい

あったのに今のデザイン系になってからは落ち着き

たったの2箇所に(+スリクソンのロゴ1箇所 )

少しだけ寂しい気もしなくはないですが、これも時代の

流れでしょうか。

 

今回の一番のポイントはガットをどうするかですが

ダンロップさんが新たに出したポリエステルの方の

エクスプロッシブシリーズのスピードにするかスピンに

するかギリギリまで結論が出ませんでした。

とりあえず、まずはグリップ周りから調整していきます。

 

今回はグリップエンドの所のオモリを二重に。そして

個人的な期待の大きさからレザーは新品で。

 

今回の一番の問題はここから何のガットを張るかです。

 

フレームに合わせる色味重視でスピードか総合的な

打ち易さを優先してスピンの方にするのか、、

 

今回は色味重視でスピードの1.25mmを48pで

 

ここからフェイス周りにオモリを付け仕上げます

 

若干まだ頼りなさを感じたので更に追加

 

いつもより少し重めな感じの361gで調整完了

 

見た目はとても満足?

 

全ての調整が完了しました。

今回一番迷ったガットの選択ですが、仕上がり的には

満足しています。でも打ってみたら弾きが強いという

元々のラケットの特性を更に助長してしまって

それが自分に合ってない方向に転がってしまう可能性も。

無印FX500を試打した時にも感じましたが、多分ツアー

でもボール弾きが良いであろうことは間違いありません。

 

軽く素振りをしてみましたが、先日まで使っていた

ヘッドのエクストリームツアーより空気抵抗感があり

振り抜きのスムーズさではちょっと落ちるような感じも。

次回打ってみたいと思います。


来月発売のバボラ2021ピュアドライブを試打した人の評判は?

2020-08-29 11:51:31 | テニス

 

 

出るのが来月9月ということで発売が迫る新ピュアドラ

ですが、試打してみた方の評判もチラホラと入って

くるように。

どうやら前の2018年モデルよりもボールが飛ぶように

なったという話も。

 

一般的なラケットのモデルチェンジサイクル傾向からして

①新素材などでパワーアップ(でもラケットは硬め) →

②新素材+工夫でラケットが柔らかくなり扱い易さアップ

という感じだと思うのですが、今回の2021ピュアドラは

順番的には①ということのようですね。

 

試打した方の感想といえば面白いのを見つけました。

契約などの縛りのないフリーのプロの方の忖度なし

感想というのがとても良いですねぇ。

どんなガットを準備しておいたら良さそうかの参考にも

なります。

 

【新作ピュアドラ試打】契約フリーのプロだからこそ語れる真のラケットインプレ【小野田倫久】【テニス】

チャンネル登録をしてスターテニスアカデミーに入学! https://www.youtube.com/channel/UCfFBFTkvFcv...

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2020ダンロップのFX500ツアーはどんな感じ?

2020-08-28 10:04:55 | テニス

2020ダンロップ FX500 TOUR

98インチ,305g,315mm,16/19,21-23mm,RA70

 

 

コントロール系のCX、スピン系のSX、そしてそれに

続いてこれからのダンロップさんの屋台骨を支える

大本命であり大黒柱となるであろうパワーが売りの

FX500シリーズが遂に発売となりました。

 

やはりダンロップさんのラケットの特徴といえば

スリクソン時代からの伝統で独自の柔らかい

マイルド感、ボール持ち感ではないでしょうか。

その代わり若干ボールの飛びだったりボール伸び

などが他社製ラケットよりも少しスポイルされる感

がありました、今までは。

今回のFX500シリーズは違います。

今年の夏の前に何かがあって吹っ切れた?のかFX500

シリーズのRAは今までの限界を突破し70超えです。

 

そしてデザインですがCXシリーズからの流れを継承し

つつFXシリーズのイメージカラーはブルーに。

CXやSXシリーズよりもFXのデザインはブルーが

馴染んでいて良い感じに見えるから不思議です。

 

でもイメージカラーがブルーというとあのバボラさんの

ピュアドライブとカブりますが、きっとこれは敢えて

ということなのでしょう。そして自信の現れなのかも。

当然今回のFX500シリーズはピュアドライブを相当意識

して研究開発したでしょうし。

興味深いのはライバルに本気で対抗するために今までの

スタイルを簡単には踏襲せず、フレームを超高剛性にして

ボールパワーを重視しつつも、スロート内部にフレックス

タッチレジンという特殊繊維を入れることで食い付きや

振動吸収性を上げるようにしている設計です。

確かちょっと前から同じような特殊繊維を使う手法は

ヨネックスさんもEゾーンなどでやっていました。

 

ライバルに更なる差を付ける為に2021のピュアドラでも

フレームをもっと高剛性化しパワーアップもしたよう

ですが、やはりそのままだとフレームが硬すぎるので

スロート内部にSMAC社と新たに共同開発した振動吸収性

を上げる特殊素材を入れたんだとか。

各メーカーさんも目指す所は同じなので、各社似たような

ことにもなってくるのかもしれません。

 

実はちょっとだけ無印FX500とTOURのどちらにするかを

迷っていたので無印FX500を試打してみました。

試打した時の無印FX500にはマルチ系ガットが張って

あった影響もあって個人的にはちょっと飛びが良過ぎる

感じでしたし、ポリを張ることを考えたとしてもここは

やはりTOURの方しかないと思いました。

 

今回の個体は310g

 

 

そして今回の一番の問題はガットをどうするかです。

普通ならポリスターエナジー130のブラックを48p

ぐらいで張るところなのですが、せっかくダンロップ

さんがガットも新しく色々と出したようなので今回は

ガットも合わせてみることに。

 

ダンロップさんが新しく出したポリのシリーズの

エクスプロッシブのどれかで、と考えたのですが

どうやらスピードかスピンのどちらかが良さそうです。

 

エクスプロッシブのスピードはちょうど今回のFX500

にぴったり合うブルーカラーがあり良い感じです。

色味重視でラケットに合わせるならばスピードしか

ありません。

本命は1.25mmの方ですが念のため1.30mmも用意。

 

残念ながらスピンの方にブルーカラーはないのですが

張った時のラケット性能のバランスを重視でいくなら

こちらのスピンを張った方が何かと使い易くなりそうな

予感がします。

 

次回加重調整してガットも張るのですが、見た目で

スピードでいくのか、それとも中身でスピンにするのか

見た目vs中身のどちらにするのか究極の選択です。

(そこまでじゃない?)

もしスピードにするなら1.25mmと1.30mmのどちらに

するのかも悩みどころです。

無印FX500を試打した時は飛びすぎる感がありましたが

フレームが26mm厚でガットもマルチガットでしたし。

 

次回、迷いつつも最後は自分の心の声に従ってガットを

選択してみようと思います。


テクニファイバーの新しいT-FiGHTシリーズが来月発売!

2020-08-26 09:42:10 | テニス

 

今まで国内販売はブリヂストンさんがやっていた

テクニファイバー商品ですが、ブリヂストンさんが

年内いっぱいでテニス関連事業から撤退してしまう

のに伴い独立してやっていくことに。

年内いっぱいまでは引き続きブリヂストンさんが

国内販売を担当するようです。

 

最近同じフランスの企業のバボラさんもダンロップ

さんと別れて独り立ちしました。なんか被ってると

思ったらバボラさんのあの世界的な大人気ラケット

ピュアドライブ2021版の発売が来月の9月。

そしてテクニファイバーさんの看板商品でもある

T-FiGHTシリーズの発売も来月の9月ですか。

そうでなくても、、なのに大変ですねぇ。

 

個人的にはテクニファイバーさんのラケットは

色々な意味で昔からとても好きなのですが

9月発売というとピュアドラだけでなくプリンス

さんのツアー95もあるし、時期的にはなかなか

厳しいかもしれません。

 

 

新しいT-FiGHTシリーズのデザインですが、いかにも

フランスっぽいというか、トリコロール要素を入れつつ

シンプルで洗練されたお洒落感が前作同様な感じです。

同じフランス企業でも三色要素にこだわるところがあの

バボラさんとは一味違います。

性能的には前作から大きく変えずに基本的な

部分を踏襲しつつ、と思ったらフレーム形状を

少し変えてきているようでこれは結構打ち味にも

影響があるのかもしれません。

 

新しいT-FiGHTシリーズの売れ行きはもうすぐ始まる

USオープンでのこの人の成績の影響が大かも?

 

【Fukky'sインプレ】Tecnifibre T-FIGHT rsシリーズ 初打ち!!

フランス #テクニファイバー 社のフラッグシップモデル『T-FIGHT』がアップデートされました!!ボックス形状とラウンド形状を組み合わせつ...

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2020ヘッドのG360+エクストリームTOURをしばらく使ってみた感想は?

2020-08-24 10:29:43 | テニス

 

G360+のシリーズから新たに加わったスペックのTOUR

をしばらく使ってみました。

いつもの黄金スペのラケットに張るように1.30mmの

ポリをTOURに張ったのですが、コートの収まりは

とても良かったもののボールの伸びに関しては厳しさを

感じることも。

ということで前回思いきってガットをゴーセンのポリの

Gツアー3の1.18mmに50pで張替え、少しオモリを

トップに足し再調整をして使ってみました。

 

ガットを細いのに張替えたらコートへのボールの収まりの

良さはそのままに、課題だったボールの伸びは前よりも

出ていたような気がします。

ゴーセンのGツアー3は程よい柔らかさと反発力で色んな

ラケットにも合わせやすいガットのようです。

やはりガットが細くなった事でボールの伸びだけではなく

引っかかりも増し、スライス系のショットも前より良く

なったような気がしました。

結果的に細いポリに張替えたのは良かったようです。

 

今回のツアーはピュアドラVSよりアシストは控えめ

 

ヨネックスさんのEゾーンもバボラのアエロ&ドラVSも

そうですが、面サイズが100インチが98インチになって

厚さがちょっと薄くなって少しボールが飛ばなくなっただけ

という単純な変化だけではなく、ガットのピッチ幅などの

要素で意外と特性が大きく変わる場合もあるようです。

 

今回のTOURは面サイズが小さくなりガットのピッチがセンター

付近が結構狭くなっているせいか、エクストリームのMP(PRO)と

とは違いTOURではボールが潰しやすくなりました。

パワー的アシストは少なくなったものの、逆に打ちごたえと

コントロール性は増し個人的には好みの感触でしたが、ボールの

伸びという部分では少々厳しさもありました。

これはヘッドさんが最近お気に入りな感じのボール持ち感を重視

した縦長(横長)形状グロメットの影響も大きいのではないかと。

 

G360+エクストリームTOUR

 

G360エクストリームPRO

 

G360インスティンクトMP

 

G360スピードMP

 

MXG1

 

どうも最近のヘッドさんは横のクロスガットのグロメット部分を

意図に基づいて設計しているようです。

G360スピードMPだけ少し形状が違って横長ですが、他の全ての

ラケットで縦長形状のグロメットになっています。

理屈としてガットが大きく動き撓むことで打感もマイルドになり

ボールのホールド性が大きくなる結果、コントロール性とスピン

性能が向上し、コートへの収まりも安定して打ち易くなるという

事なのでないかと。

 

ボール持ちが良くなる事でボールとの接触時間が長くなり、より

飛びをコントロールしやすく安定傾向になるので全体的な打ち易さ

は良くなると思うのですが、その引き換えにボールの伸びの部分で

犠牲になってしまうような部分もあるような気がしています。

個人的にはMXG1を使った時にそれを強く感じました。G360の

スピードMPでも少しだけボールの伸びの鈍さみたいなものを

感じた記憶があります。

G360のインスティンクトMPとエクストリームPROでは

フレーム厚が最大26mmあるラケットなのでそこまでのパワー

ロス感を感じる事はありませんでしたが、今回のTOURでは

最大厚が23mmという事で縦長グロメットによるパワーロス感を

少し強めに感じてしまったのかもしれません。

 

他社さんのプリンスさんのラケットだと、グロメットレスで

フレームに穴が空いているタイプのo3といたって普通のタイプの

トラディショナルという2つのタイプを選べるラケットが多いの

ですが、その2つを比べてみると振り抜きの良し悪しは除き

スピン等を含め全体的な打ち易さはo3、打ちごたえとボールの

伸びはトラディショナルの方という感じがします。

 

でも例えそういう部分が少しあってもしっかりパワーがある人が

使えばボールの伸びなどに何も問題はなく、むしろ丁度良い

のかもしれません。

 

個人的な好みだとNo.1は?

 

G360+エクストリームTOURを使ってきましたが個人的には

ボールの抑えが効き、コントロールも良くとても使い易く

感じたラケットでした。

細かい事ですが打った時の打球音も他のラケットよりも感高い

感じで好みでした。

TOURはヘッドさんのラケット性能指標のCPI的にはスピード

MPと同じ500ですが、そのスピードMPをとても気に入って

使っていたものの、振り抜き的な部分で面サイズは100まで

は必要なく98インチぐらいでもいいかなぁ、とかも思っていた

ので今回のTOURは求めていたスペックに近いかもしれません。

 

ちなみにバボラさんのピュアドラVSを使った時にはストローク

で、ピュアアエロVSの時は何故かローボレーの時に打った本人

でも思わず驚いてしまうような良いボールが飛んでしまう事が

あったのですが、今回のヘッドさんのエクストリームTOURでは

特にそういう事はありませんでした。

ヘッドさんのラケットらしいというか、アシストが少なく

打ったままの素直なボール飛びということなのかもしれません。

 

そして少し気になったパワーロス感ですが、ガットのテンション

をもう少し上げて張ったり、ガットの太さと種類で調整すれば

ほとんど問題はなさそうです。

丁度ダンロップさんからエクスプロッシブシリーズという

新たな面白いポリガットが出ましたので、機会があれば一度

TOURにも張って試してみたいと思います。

 

【TOURとバボラのVSシリーズとの比較】※個人の感想です

ボール飛び①ピュアドラVS②ピュアアエロVS③エクストリームツアー

スピン量①ピュアエロVS②ピュアドラVS③エクストリームツアー

ボール伸び①ピュアドラVS②ピュアアエロVS③エクストリームツアー