ハロー
日本に帰ってきてから全然家を出ていません。片付けなどやらねばならないことが溜まっているのは事実なんですが家でダラダラしてしまうのも事実。いかん。先ずは無くなった自転車をどうにかしないと…
今日から旅行記を書いていきます。
8/1(水)・結局一睡もせず出発。途中でロンドンを共に過ごすミッチを拾い成田に到着。余裕をもって着いたはずが空港でチェックイン&携帯の交換が混雑していたこともあってホントにギリギリで飛行機に乗る羽目に。皆さん時間と体調には余裕をもって出国しましょう。
そして約2時間?のフライトを終え乗り継ぎの地である韓国インチョン国際空港に到着。地味に心配していた乗り継ぎの作業は特に何も問題なくクリア。それより余った時間の過ごし方に戸惑う。折角なので少しだけ換金することに。飲み物を買う時に店員さんに韓国語で値段を言われ、自分が「?」って顔をすると日本語で「~ウォンです」と返され少し凹む。空港は大きい上に綺麗でした。
そして後半のフライト。約11時間くらいだったでしょうか。正直眠いのは眠かったんですがフライトの長さに耐えられず全然寝付けず死にそうでした。やはり体調は万全でのぞみましょう。
やんやかんや言いながらヒースロー空港に到着。そこには旅行会社のベンツが迎えに待っていて少しプチセレブな気分を味わせてもらいました。そして車に揺られること30分程でしょうか。着きましたホテル。その名もWHITE HOUSE。
ホテルの中は予想通りの安宿でした。でも今思うと高級な部類でした。ホントに。時間も時間だったので早々に夕食を食べに出かけました。結局ファーストフードにしたんですけど自分の英語の分からなさと言ったらなかったです。自分の英語力がここまで酷いとは想像してませんでした。初日から先が思いやられる事態でした。
8/2(木)・朝食が~8:30ということで早めの起床。しかし場所&食べ方&片付け方など色々分からずに相当数戸惑う。この日の午前はツアーに唯一組まれていたロンドン市内バス観光。写真は集合場所に早く着き過ぎてエロスの像の下で時間を潰してる様。
昼食はロンドン三越の隣にあるEATという何だろ健康志向のファーストフード?よく分からないけどロンドンでは結構何処でもありました。
午後は色々ふらふらしてましたね。ピーターラビットショップ、THE ENDという有名クラブを探しに行き、その足で定番の大英博物館へ。そして2人ともたいして芸術に詳しいわけでもなければ興味もさほどないのにナショナルギャラリーまで。しかしここは自分の様に芸術に疎い人でも知っているモネやゴッホの作品があり少しテンションは上がりました。
そんなナショナルギャラリーを後にした僕らはOASISのジャケに使われた場所探しを始めたのですが疲れもあり早々に諦めミッチの両替に付き合いマークス&スペンサーへ。そんな感じである程度やることを終えた僕らはホテルの近くだったハイドパークに帰りがてらよることにしました。
ハイドパークは相変わらず広くて綺麗で少し落ち着きました。でも写真にあるベンチは座ったら有料でした。あれには大分萎えました。そして帰宅。
流石にファーストフードに限界を感じていた自分は金がないこともあったので安くしかも普通の食事がとれる店を探していました。そして探すこと15分位ですかね。駅の近くにケバブ的な物を売っている店があったので入ってみると普通にパスタも作っている店らしくて値段もお手ごろで即決定でした。味はこの際文句を言うのを止めようと思う味でした。いや別に不味いわけではないですよ。個人的にはパスタの茹で加減が気に食わなかっただけです。この日の夕食後も外は少し明るかったのですが歩き過ぎたせいで直ぐに寝付けました。就寝。
8/3(金)・起床。とりあえず時間もなかったので空腹を満たすためホテルでさっさと朝食をとる。この日は小学校からの付き合いであるシマがロンドンに到着するのでヒースロー空港まで迎えに行きました。
彼とは実に約6年ぶりの再会だったので感動の再会があるかと思いきや彼は早朝に空港に着いたようで僕らが着いた頃には既に5時間ほど経っていたらしく会っていきなし「遅え」とキレられる始末。てなわけでひとまず荷物を置こうという話になり一路ホテルへ。着いてみるとこれが結構いいホテルでした。すぐ近くにはテムズ川&テートモダンという素晴らしい立地に少し嫉妬しました。駅からは遠かったけど。写真はホテルの入り口から見える風景です。
で、なんとか荷物を預けてからはシマの観光がスタート。テムズ川→EATで昼食→なんとか駅→タワーブリッジ。てな感じでテクテク歩きました。観光すると絶対歩く比率が増えるから疲れんのね。
そしてシマからの希望でホワイトチャペルアートギャラリーに向かう。でもホントに迷いました。電車をミスったりして駅を出てからもなかなか着けずに実際イライラした後、ノッティングヒル駅から程近いなんとかマーケットに向かう。すいません。名前をど忘れしました。個人的にここ結構面白かったです。
そっからは実際疲れてたってこともあって一時解散をしました。シマはホテルに戻ってチェックイン。僕らはシャワーでも浴びるかと思い各々帰宅し夕飯にまた合流するつもりでした。しかし世の中そんなになんでも上手くいくはずもなくて長旅の疲れがピークだったのかシマはホテルで爆睡。そんな感じだったんで僕らも色々面倒になり夕食はKFCで辛い辛い言いながら済ますというゴミカスなオチでさっさと寝てしまいました。いやホント体力が1番重要ですね。
8/4(土)・この日の朝はかなりゆっくりしてました。朝食をとってからも部屋でダラダラ。動く気がだんだんなくなるのを感じてました。するとシマが今度は迎えに来てくれたので落ち合うと、僕らはホテルから近いのでとりあえずハイドパーク行くかということで徒歩。ハイドパークでは公園の美しさに感動しつつベンチに座りほけっと。
流石にこのままベンチで何時間もだらだらするのはいかんとシマから怒られとりあえずエロスの像まで出ることに。そこからは歩きながらSOHOという地区でシマの買い物&アートギャラリー散策。それと同時進行で僕はOASISのセカンドのジャケで使われたあの景色を探していました。アートギャラリーは意外と面白かったです。大英博物館とかよりも分かりやすいというか触れやすかったですね。
昼食はSOHOにあったインドカレー。これが安かったんですが普通に美味しかったです。ロンドンで食べた中で1番美味しかったかもしれません。その美味しいカレーに満足した僕らは映画LET IT BEで使用されたスタジオの跡地に向かいました。ここの風景は映画で観たままで少しテンション上がりました。映画の記憶はおぼろげだったけど。
僕らはホントによく歩く人達でサヴィルロウを後にして高級ブランド街を練り歩きアップルショップに行ってナイキショップにも行ってH&Mとかいう日本で言うとこのユニクロ?みたいなとこにも行ってきました。H&Mって日本でもあんのかな。ここで僕らは荷物もあったため一時帰宅。夜の集合場所はカムデンタウンです。
来ましたカムデン。何しに来たってライブを観に来ました。JAZZCAFEというなかなか綺麗なところで日本でもSOIL&"PIMP"SESSIONなんかもライブをしてます。しかし着いたのが思いのほか早かったため隣の日本食の店で時間を潰していました。二度と行きません。あの店には。
入ってライブを観て分かったんですがここはロックなど流行もの以外の音楽をやるみたいでこの日はラテン的な演奏でそれはそれで楽しかったです。異国の地に来てる実感がしました。てなわけでライブを楽しんでいると時間が23時?をまわっており流石に終電あるんで帰りましょう。いかにも日本的なノリでそそくさと帰宅しました。就寝。
8/5(日)・この日も相変わらず朝はだらだらしていたのですが朝食の片付けをしている人いつものママさんではなく何故かこの日だけは若い感じの人で自分が皿を流しまで持っていくと笑顔でありがとうと言ってくれた時は何か救われた気分になりましたね。
この日の待ち合わせは昨日と同じくカムデン。日曜ということでカムデンのマーケットに行こうではないかということになり行ってきました。
流石に週末のカムデンだけあって人でごった返していました。観光客もやはり多かったです。ここのマーケットが面白いというのは聞いていましたが実際見てみると違いますね。店は多いし場所自体も広いんですよね。売っているものも骨董品、服、レコード、飲食、本などホントに何でも売っていました。歩いて見ているだけでも十分楽しめました。
ここでは自分もいくつかお土産をサッカー関連の物と音楽関連の物を買って帰りました。昼食もここでとったのですが比較的僕達が選んだ物でハズレはありませんでした。僕は中華を食べシマとミッチはピザを。悔しいですが彼らのピザは普通に美味しかったです。味はシンプルでしたが本物でした。
てなわけでショッピングもそこそこに僕の次なる目的地であったリージェンツパークに行きました。ここは動物園もあるところなんですが僕の目的はここで行われるライブでした。しかし実際行ってみると予定に反して有料。いちお最終日に金を少し残しておきたかった自分としてはここでの出費は厳しかったのでなくなく諦めることにしました。どんまい。その後は足早に次なる目的地のアビーロードへ向かいました。自分としては流石に2回目は別にといった感じで目的地に着いてもカメラマンに徹していました。
そこからはバスでコベントガーデンという2日目にも行ったモール?のような所に行きやはり閉まっていたピーターラビットショップに行き色々台無しな感じの大道芸人を観て少しグダグダな感じでしたが、日はまだまだ沈まないのがロンドンでも時間は夜になっておりました。とりあえず折角なので僕らは一路シマのホテルへ。そこで僕はシマが部屋に戻っている間にミッチから「皆油断している」と説教をがっつり受けるという不思議な事態に陥り3人でテムズ川に夕日が沈むのを確認して帰宅しました。この景色だけはホントにこの旅行で忘れられないものになりました。就寝。
8/6(月)・朝食ギリギリに起きてダラダラするこのリズムも少し慣れてきました。この日は折角ということで集合する前にとりあえずラフトレへ。久しぶりに行ったラフトレは外観から中まで整理され綺麗になっていました。
ラフトレを出た後は近くにあるはずの雑誌に載っていたレコ屋を探していたのですが結局見つからずシマと合流しミッチの買い物があるロンドン三越へ。買い物後は近くのFISH&CHIPSを食らい一路ビッグベンへと向かいました。別に今更目新しさもなかったのですが今まで1番綺麗にビックベンを観ることが出来たのでそれはそれで良いものでした。その後はバスで改めてロンドン塔へ向かい。そこで一時解散となり僕らはバス&地下鉄で一旦帰宅。シマも一旦帰宅。
こんな早い時間に帰ったのには理由がありまして今回の旅行の僕の中での1番の目的だったのがTHE ENDというクラブで毎週月曜の夜に行われているDURRRというイベントに行くことだったのです。
そこまで僕がこだわるこのイベントの説明を少しすると、このDURRRの前身となるTRASHというイベントが今年の初めまでありまして、そのイベントのオーガナイザーであるEROL ALKANというDJがこのイベントに出していたバンドがキテるバンドばかりだったんです。最近1番の有名どころで言えばKLAXONS。彼らもTRASHに出て一躍脚光を浴びたそうです。それに単純にEROLのリミックスとか好きだっていうのもあってTRASHには絶対行きたいと思っていた矢先、TRASHが今年の初めに終わりを迎えました。そんな死にたくなっていたところにEROLの奥さんがこのDURRRというイベントをTRASHと同じ枠で始めまして今に至るわけです。もちろんこのDURRRでも選りすぐりのバンドは出演しますし時にはEROLが回すこともあるということで俄然テンションは上がるわけです。
てなわけで夕飯もかねて最寄のトットナムコートロード駅に22時半頃だったかな?に集合。夕食はバーガーキングで軽く済ませENDに向かっていたんですが日が落ちるとこの国は半端なく寒いです。フジロックで感じたあの寒さに近い物を感じました。で、ENDに着いたは着いたのですが早過ぎてまだ空いてないオチ。待つこと15分位でしょうか。空いたは空いたんですがIDチェックをしてそうな雰囲気。しかし僕のゴミカスな英語力で乗り切れる気はさらさらしなかったのでシマに頼み話を聞いてみると年齢を言えば別に何の問題もなしにスルーでした。
そして期待と不安に胸を膨らませながら中に入っていくとそれはそれは誰もいませんでした。そりゃOPENして速攻来る奴なんか初めて来た人くらいですわ。そんな辱しめを感じながらENDがどんな感じか色々見て回ったんですが凄く良いです。END。上手く説明が出来ないんですが2フロアありまして天井が低くバーカウンターも2つだったかな?昔行ったライブハウスとは全然違う雰囲気で日本でもこういう所があれば良いのにとつくづく思うわけです。
2フロアなのでDJももちろん2人いるわけで1人は多分EROLの奥さんだったはずです。で、回してる音楽の感じはガレージ色の強いロックがメインだったと思います。自分は最近こういう色のロックをあまり聴いていなかったので逆に新鮮に聞こえました。ロック色が強いイベントなんでシマにはかなりキツイものがあったみたいなのですが僕にはホント最高の一言でした。DURRRの細かい考察についてはまた後日改めてやります。
そんなこんなで実際にDURRRを楽しんでいたのが僕だけだったので、シマは一杯飲んだら先に引き上げてしまい、流石に残ったミッチにもあまり無理強いさせるのはあれだと思いピークが来る前に引き上げてしまいました。残念でしたけど行けたんで最低ラインはクリアかなと。写真はDURRRのフライヤー。いちいちデザインが良くてイライラします。
てなわけで帰宅なんですが流石に電車はなく。いやあったのかもしれませんが駅まで戻るテンションではなかったので2人でタクることに。そんな音楽まみれな1日で就寝。
8/7(火)・早いもので最後の日なっていたんです。この日は朝食がついてなかったので遅くまで睡眠。チェックアウトぎりぎりまでダラダラした僕らは先ずは朝食だということでシマと共に少しリッチなブレイクファーストを。うます。高いけど。
で最後に何するよとなった僕らはとりあえずエロスの像があるピカデリーまで出るかとなり一路エロスへ。この国はCD、ライブ、クラブ、サッカー。これらに関しては日本より安いです。他はくそ高いです。特に飲食費。そしてショッピングもそこそこにウォータールーへ。特に意味はなくテムズ川を最後に見て帰ろうというなんかよく分からんテンションでとりあえず向かいます。そういや5日に見たあの日没は今思えばWaterloo Sunsetだったんですね。いわずと知れたキンクスの大名曲ですした。
そんなWaterlooでは昼食にパスタを食べ、全員金がなかったので揃ってMILKを頼んだら店員さんから「enjoy milk」と。これには笑えました。にも関わらず食後は謎にカフェラテなどを飲み優雅な気分を味わいました。パスタは淡白な味なのに量がやたらと多く全部食べきるのは至難の業でした。
その後はすぐ近くにあったテートモダンに入ったのですが短い時間で見るのが勿体無いクオリティで、もっと早く行っておけば良かったと後悔したのは言うまでもありません。
流石に出発の時間がせまっていたので僕らはシマと最後の別れを果たし一路ホテルへ。あの時の帰り道は凄く寂しかったです。ロンドンへは当分の間は行くのをやめようと心に決めていたので余計にでした。
ホテルに着くとすぐに旅行会社の迎えが来てヒースロー空港へ。そこからはあっという間でした。前回来た時みたいに何もかもが楽しい楽しいってわけではなかったんですけど、やっぱりなんだかんだで楽しかったです。
8/8(水)・乗り継ぎのインチョンではU-17のイングランド代表に遭遇し5年後に会いたかったと残念がって成田に無事帰国しました。でも着いたの21時半とかだったんで、スカイライナーがなくなる緊急事態に陥り終電ギリギリで地元に着く羽目になり最後の最後で物凄く疲れました。ミッチお疲れした。
以上、(移動を含めた)ロンドンでの8日間でした。途中でも書きましたが今回は自分の英語力の低さを痛感したりなど、もし自分が今後向こうに長くいたらと考えた時におこる弊害を多々感じられたのが1番の収穫だったかなと思います。ホントに次ロンドンに行く時は語学を成長させ長く滞在する前提じゃないと行くことは出来ないないなと思いました。
昨日は安倍首相が辞任を発表して日本どころか世界にも影響が少しはあるみたいです。でも自分にとってはスマトラでまた起きたM8.4の大地震。こっちの方がよっぽど気になる。正直自分が心配したところで何も出来ないし何も変わらない。でも僕が好きな友人や大変世話になった人がいる国。そんな国が被害を受けてるのに無視はもはや出来ないな。ホント皆が無事でありますように。
最後にキンクスの大名曲Waterloo Sunsetを。今聴くとあの8日間をまとめた曲のように聞こえます。では次回からはインドネシア編です。マジで長くて挫けそうです。