人間の使命は生産ではなく浪費である

2023年終了、引続きこの番組はHOLDOUT、Hello Mr.Channelの提供でお送り致します。

see me again in your dreamによせて 後編

2020年06月05日 17時02分54秒 | ACBDEFG
続きです。楽曲解説、今日はB面です。

6曲目 / more good law
この曲は自分が知る限り、このアルバムで最も人気が高い曲な気がします。ハードロックなのか、パンクなのか、はたまたニューウェーブなのか。作っていた時の記憶が無いくらいにサクッと出来た曲で、勢いがある曲は案外そんなものなのかもしれません。ただこれ、惜しいのがライブ等で披露したことが一度もないと思います。いつかきっと。

7曲目 / 幸せの黄色いハンカチ
この曲は作るのも、歌詞を書くのも本当に一瞬だったはず。なんか気付いたら出来上がっていた、みたいな曲です。確か記憶するに、なんとなくこの曲のイメージはcoldplayのyellowだと思っていまして、そこから黄色から連想して、何故かこの歌詞へ繋がっていきました。この曲も演奏する機会にはほとんど恵まれませんでしたが、個人的には好きな曲であったりします。

8曲目 / new world
この曲はアウトロの曲なんじゃないかってくらい、そこが何よりもな感じな曲です。そもそも最初はアウトロは一切無かったんですよ。それで一度録音までしたのですが、何か物足りなさを感じ、継ぎ足し作り直し、録り直した分が今回のバージョンとなっております。それで曲名にもnewが付き、歌詞もそれで進んでいった1曲です。

9曲目 / new establish
おそらく自分たちで曲を作り始めて、初めてこれだ!と思えた曲がこの曲です。不思議なもので今まで一緒にバンドをやってきた人たち全員とこの曲は演奏してきた気がします。ただこの曲も中洲ではないですけど、他の曲と比べるといなたい感じは何処となくありますね、だからこそ想い出も多い曲で、同名の別バージョンでも1曲作っていたりします。

10曲目 / izzo!! 4 buffalo
リーダーの友人に自分たちの曲のギターリフをベースにリミックスしてもらった曲。これはもともとイベント用に演者でコンピを作りまして、そこへ収録しました1曲で、リミックスの元ネタは今作で影響を受けたり連想される曲を集めたプレイリストをSpotifyで作っておりますので、こちらで是非確認してみてください。


長くなりましたが、一人でも多くの人に聴いてもらえれば嬉しい限りです。近頃は所謂バンドとして動くことはめっきり無くなりましたが、またいつか今回の曲を演奏する日を夢見て…
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私たちの曲がアップしてあります。是非に一度、聴いてみて下さい↓

see me again in your dreamによせて 中編

2020年06月03日 17時06分29秒 | ACBDEFG
続きです。楽曲解説です。

1曲目 / にんにん
もしかしたら今作の中で最も新しいのは、この曲かもしれません。記憶するにリーダーがこの曲のデモを凄く推していて、自分的にはそこまでハマっていなかったのですが、その熱意のまま、形作っていった流れですね。初めて取り組み始めたくらいから、arcticの2nd感(特にアルバムの前半)を感じていたので、その流れを含みながら作り切った流れでした。歌詞はにんにんという曲名が何故か早い段階からあったので、その言葉だけを頼りに膨らませました。

2曲目 / 中州
こんな言い方はあれですが、半分冗談みたいな曲なんですよ。この曲とmore good lawは。当時のドラマーが出張で中洲へ行き、その夜に飲みに出掛けたら、風邪を引いて帰ってきたことがありまして、そのエピソードで歌い始めたら出来た1曲です。全体的に牧歌的というか、いなたい感じというか、それが逆にこの曲の良さでしょうか。

3曲目 / 星に願いを
自分の記憶が正しければ、リーダーが持ってきたデモそのまんまで仕上がった曲だったと思います。リードギターは当然、歌詞までも最初に聴いたバージョンからそのまんま、自分が触ったのは日本語の部分くらいだったような気が。曲調は90sUK、OASIS直系のradioheadといった感じでしょうか。あと珍しいとこだと鉄琴がこの曲へ花を添えた形となっています。

4曲目 / 帰っておいでよ
昔からずっとシャッフルでスイングするようなリズムの曲が作りたかったのですが、なかなか納得する曲が出来ずにいた中で、ようやく出来たのがこの曲でした。イントロのドラムパターンからスタジオでいろいろ試す中で仕上がったので、これはまさにバンドの曲ですね。歌詞も過去のメンバーについても歌っていたりで、バンド色は特に強いのかもしれません。

5曲目 / あーけいどふぁいあ
最初のデモからずっとこの曲名でした。リズムももう少し違った形でヴァ―スからの展開部だけの曲だった気がします。そしてこれもリーダーが推していた曲だった気が。個人的にはある程度の形まで一気に書き上げた場合の方が、良い曲の可能性が高いと思っているのですが、この曲はその対極にあるような曲だと思っていて、継ぎ足し継ぎ足しで上手くいった珍しい曲になっています。

次回、後半残り5曲。最終回です。続きます。
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see me again in your dreamによせて 前編

2020年06月01日 17時44分34秒 | ACBDEFG
ということで前回に引き続き初のアルバムとなった本作の解説です。

・タイトル
直訳すると、夢でまた会いましょう的な意味合いになってくるかと思います。過去に私たちがUSTREAMにて3年程度?不定期で配信していた番組がありまして、そこのサブタイトルが「夢で再見」。これをそのまま文字った形となっております。この数ヶ月の間、なにをやろうかと考えている中で、ふとこの放送を想い出したのですが、このタイトル、なんだかある意味で今っぽいなとも思ってみたり。

・アートワーク
うちのリーダーとも過去の写真を引っ張り出してきて、あーだこーだ協議したのですが、製作期間が長過ぎたせいか、結果過去の作品をフルシャッフルみたいな形で落ち着きました。今回はジャケットのみを作った形ですが、今後、内ジャケも作ることになったとしても、同様の作り方にはなろうかなと思っています。

・その他
過去のメンバーも今回改めて数えたところ、それこそ10人とかで、今でこそ2人で、そんな何かがあった記憶はないのですが、多くの人に携わってもらっているなーと改めて実感した次第です。またこれだけ長い期間になると、それこそスタジオから始まり、ライブハウスや飲食店、クラブ等で、現在でも存続している無しに関わらず、そこでお世話になった方たちにも感謝だなーって思います。

すみません、前置きが長いですね。次回より各楽曲について話します。続きます。
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