人間の使命は生産ではなく浪費である

2023年終了、引続きこの番組はHOLDOUT、Hello Mr.Channelの提供でお送り致します。

8/27

2015年08月27日 23時05分31秒 | 駄文
4年間乗り続けてきた車を廃車しました。背に腹は変えられず、泣く泣く手放すことを決意しました。

仕事の関係もあって始めた車との生活でしたが、自分の価値観に幅を与えてくれたことなど、とても感謝していますし、手放すことはとても残念なことでした。
車特有のパーソナルな空間は非常に多くの事を思い出させて、様々な人達と様々な土地へ行ったんだと思うと胸がキュッとしました。

ラジオを聴いたり、アルバムを1枚繰り返して聴くといった行為を、今や時代錯誤な行為だとするのは、物事の1つの見方でしかないと教えられました。
フジへ行くことのように、車でしか行くことが出来ない土地や場所があることを、頭では理解していてもそれを体感するのは次元の異なる話だということです。

車が無いと生活が出来ない場所があるということは、車があれば人間たいてい何処でも生活出来るんですよね。それをどう捉えるかということなんだと思います。
宝くじが当たったら、とりあえず先ず車を買ってしまうだろうな。



あと話題に釣られ読みました、火花。同時受賞のスクラップアンドビルトと合わせて一気に読んだのですが、面白かったです。
どちらも主人公が自分と同じ30前後だったのですが、前者は自らの世界だけを見つめ、後者は外を社会を見つめ続けており、その対比がより2作を輝かせました。

選考委員の言葉にあった「何でも屋の羽田君と一発屋の又吉君」、実際にどうかは別にして、凄く的を得た表現だなと。
加えて惜しくも?受賞から漏れた、ジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンスも近々読んでみたいと思います。
選評や受賞者のインタビューと合わせて読むのは初めての体験でしたが、良いですね。単純に作品だけを読むよりもずっと面白く読める気がしました。


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自分たちも曲を作っています。是非に一度、聴いてみて下さい↓
http://hellomrautumn.bandcamp.com


8/18

2015年08月18日 19時10分35秒 | 駄文
今回は今年のサマソニについて。フジがライアンアダムスなら、サマソニはアリアナちゃんをこの目で観るためのサマソニでした。

先にサマソニ自体について少し言及しますと、サマソニって便利なんですけど、すごく不便なフェスなんですよね。
フジとかって慣れくると、個人的には自然の中ということも相まって、凄く自由を感じるのですが、その対極でしたね。
確かにアクトやステージでの引き出しの多さやレンジの広さみたいなものは、他には無い圧倒的なフェスだと思うんですけどね。

とネガティヴに書いてしましたが、このタイミングでアリアナちゃんを観れるのは本当に素晴らしいことだと思っていたので、
そんなサマソニらしさは絶対に変えて欲しくはないんですよね。泣く泣く行けなかったけど、深夜枠も最高だったし。更なる期待は大。



フジのライアン同様に期待してましたが、軽くその期待は超える素晴らしいアクトでした。VJもほんとに素晴らしかった...
1曲目からBang〜でしたし、大半がセカンドからの曲で、もちろんどの曲でも盛り上がっていましたが、カバーなんかも本当に素晴らしかった。
彼女の歌唱力がもう圧倒的過ぎて、バラードなんて鳥肌もんでしたよ。やっぱりこのタイミングで観れてほんとに良かった。
申し訳ないけど、誰しもトリのケムズと比較して余計に彼女のパフォーマンスは輝いただろうな。自分なんてケムズで寝ちゃったし。



1.Bang Bang
2.hands on Me
3.Best mistake
4.Brake your heart right back
5.※whitney+madonna mash up
6.Be my baby
7.The Way
8.Baby I
9.Tattooed heart
10.One Last time
11.My Everything
12.Lovin'it
13.Love me harder
14.Brake free
15.Problem

この曲とMy Everythingにはグッときました。他のアクトは殆ど観れてないですが、スタジオ終わりに駆けつけて良かった。ありがとう。


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自分たちも曲を作っています。是非に一度、聴いてみて下さい↓
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8/9

2015年08月09日 23時08分33秒 | 駄文
今回も今年のフジロックについて。前回書きましたノエルについてではなく、今年はライアンアダムスをこの目で観るためのフジでした。

昔々に彼の作品についてはレビューを書いたこともありますが、過去のウィスキータウンからの系譜で考えると、
年々よりストレートなロックンロール色を盛り込むようになっていることもあり、期待は嫌が応にも高まっていました。



近頃、期待するライブには期待し過ぎてしまうきらいがあって、正直なとこ心配もしていました。でもね、最高でしたよ。
これまで音楽に関して共感されないことを良しとして、むしろそれを自らの強みとして考えていた時期もありましたが、
今回同じような想いを抱く人達に囲まれて思ったのは、共感・共有できることの喜びや嬉しさでした。
スノビッシュになるのは絶対に間違ってますね。それは大人になった今、ホントに日々痛感させられます。



この曲は本当に凄かった。今年のフジのベストトラックでした。って他に殆どアクトは観てないんですけどね実際。

1.Gimme something Good
2.Let it Ride
3.Stay with Me
4.Dirty Rain
5.To Be Young(Is Be Sad,Is to Be High)
6.New York,New York
7.Kim
8.This House Is Not For Sale
9.Peaceful Valley
10.Magnolia Mountain
11.Come Pick Me up
12.When the Stars Go Blue
13.Shake down on 9th Street


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自分たちも曲を作っています。是非に一度、聴いてみて下さい↓
http://hellomrautumn.bandcamp.com

8/5

2015年08月05日 01時03分30秒 | 駄文
今年も行ってきましたフジロック。そこで味わう非日常、そこで各々が何を感じるのか、
単純にリフレッシュ、日々の価値観へ響く何かがあるのか、かく言う自分は今の自分を形成するきっかけの1つだったのかもしれません。

振り返ると明らかにここでしかない感動を知ったり、ここでしか出会えない人も現れたり、最悪の天候で観た最高のアクトであったり、
観るべきものを間違えたという後悔もあり、いよいよ習慣的に参加することが出来るようになった気がしてきました。
今年でもう8回目だったんですけど、時の流れの早さを感じつつ、20代をちゃんと過ごすことが出来たような気もして、少し嬉しくもあります。



今年はほぼ唯一観たと言っても過言ではないノエルのライブで感じたのは、彼はoasisを必要としていないということでした。
oasisの曲もソロの曲も本質的には何も変わらず、単純に良い曲を歌っているだけで、しかもそれはみんなの歌であることは今も昔も変わりません。
そうか、この人はホントの意味での音楽家であり、ミュージシャンなんだと。ずっと良い曲を書き続け、歌い続けて欲しいと心から思うのでした。
ポールマッカートニーになって欲しいですね、ノエルには。それだけの名曲を抱えているわけだし。



これまでのフジは楽しむだけで終始していましたが、今年は初めて気付きから、体感・変化・創出っていう段階へ足を踏み入れた気がしました。
みんなで大自然の中へ飛び込み、そこでしか生まれ得ない空間形成を行う。確かに贅沢であり、またとても尊いことなのだと思いました。
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自分たちも曲を作っています。是非に一度、聴いてみて下さい↓
http://hellomrautumn.bandcamp.com