Elephant Stone

久々にレビューを書きたくなったというか、この作品については今じゃないと書けない気がする。

第21回 The Stone Roses「The Stone Roses」



この作品を買いに行った時のことは今でもはっきり覚えていて、その前の晩にリーダーと観に行った映画『Live Forever』。

映画の内容はほとんど覚えてなくても、劇中でwaterfallが流れた瞬間だけはハッキリと覚えていて、今すぐ買いに行かないとと決意したもんです。

その後、実際に聴いてみるとwaterfallと同じくらいか下手すればそれ以上の名曲のオンパレード。

なにかよく分からないけど、これだっていう確信は今でもたいして変わってないですね。

それこそ当時はアートワークから立ち振る舞いまで、ホントに全てが眩しすぎて完璧すぎて、単なるファン以上の崇拝に近いものがありました。

人生を変えた一枚とかよく言いますが、その後の価値観や趣味・嗜好への影響を考えると確かに人生を変えたのかも。

この作品と出会った高二の夏には全く予想できなかったけど、今や僕らも彼らがこの作品を生み出した時と近い歳になりました。

部室で爆音でelephant stoneをかけながらバンド連中と踊っていたように、今でも仕事をサボって聴いている自分は何一つ変わってないんだなと痛感させられます。

林檎と石と薔薇と

つまるとこ自分にとってアップルはビートルズに始まり、今やジョブズのものに。

近頃巷では個の力とか盛んに言われ、否が応でも自分なりに考えたりもしますが、先日仕事終わりに見に行った映画『PJ20』。

仲間？組織？コミュニティーが持っている力だったりの強さを逆に痛感させられました。

そんななか遂にローゼズが満を持して再結成するわけだけど、別にこれでなにか新しく始まるわけじゃない。

なんなら１つの終わりの始まりのような気すらするわけで。

それでも自分にとってみたら、なにか起こされたような気分に陥る今日この頃です。

まぁ結局のところ、なにが言いたいかって映画『モテキ』がえらく面白かったってこと。

原作を今必死に読んでいるけど、ホントたまらないねこれは。