人間の使命は生産ではなく浪費である

2024年終了、引続きこの番組はHOLDOUT、Hello Mr.Channelの提供でお送り致します。

The1975 / The1975

2023年04月29日 20時56分50秒 | ACBDEFG
長らく自分のNo. 1アーティストはU2だったのですが、遂に彼らに並ぶアーティストになってしまったかもしれないです。

第51回 The1975 『BEING FUNNY IN A FOREIGN LANGUAGE

きっとパフォーマンスの素晴らしさって意味では先日のアークティックと同じで本当に素晴らしかったんですよ。
そして両者ともに昔からずっとバンドである姿をとても大事にしている姿も共通していて、そこにも胸を打たれて。
その上で更に1975にはU2同様、きっとライブで何度でも感動してしまう曲が複数あることに今回気付かされました。



この曲、ライブでは初めてだったのですが、このBRITでのパフォーマンスはずっと観ていただけに、
その姿や演奏を味わえ、自分は東京初日でしたが、横浜ではまんまBRITのようなパフォーマンスもあったようですし。

てかサマソニでしか観たことなかったんですよね。単独が初めてであることに気付いて、なんだかモードは別物に感じました。
少なくとも音の聞こえ方は去年のサマソニとは別物で、あの時より各曲の説得力は高まっていましたし、
つくづくライブは体感するものだと思い知らされました。



マッティー自身もアークティックの硬派なそれとはまた異なるロックスター然を見せてくれたのも最高でした。
ごった煮の音楽性もさることながら、その不安定さや何かペルソナを演じる姿は自分がロックへ求める全てが体現されていました。
デヴィッドボウイとイアンカーティスとトムヨークが混在しているわけで、そこからマッティのパーソナリティが漏れてきたら、
もうそれは皆んな愛さずにはいられないわけで。

これまでもThe Soundでは毎回揺れてきましたが、今回の揺れは過去最高だったことを想うと、それは死ぬほど美しかった瞬間でした。
あと最後に一点反省がありまして、最近スケジュール合わせるのが億劫で1人でライブへ行きがちなんですけど、駄目ですね。
誰かと共に共有しないといけないと反省しました。

忘れてましたけど、今作で最も聴きたかったのはこの曲だったかもしれません。
今回のツアー、欧州編ではこの曲でスタートしており、またセット含め、そっちも観たかった想いも少なからずで。


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私たちの曲もアップしてあります。是非に一度、聴いてみて下さい↓
https://www.tunecore.co.jp/artist/hellomrautumn
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not strong enough / boygenius

2023年04月23日 19時58分50秒 | ACBDEFG
クラプトンのライブへ行ってきたんですよ。
未だ生で観たことが無く、早く観ておかねばと思い行ったのですが、想像以上の現役感に圧倒され、
改めて彼の功績を振り返った時に初期の数々のスーパーグループ時代のイメージが強いことに気付かされたんですよね。
加えて以降のソロのキャリアをちゃんと捉えていなかったことも痛感しましたし。



スーパーグループと言いながら、そのキャリアをクラプトンのものとして捉えられている点も本人の意向は別として凄いなと。
言い方悪いですけど、所謂スーパーグループで良かった試しが無いのが通例と思っていましたが、そんな中で大名盤が来ました。

第50回 boygenius 『the record [12 inch Analog]

彼女たちこそ現在のUSインディー界のスーパーグループであることは間違いないですが、
そんな枕詞は関係なく、個人的に年間ベストクラスの作品であり、一部の曲は数年レベルで素晴らしい曲だと思っています。
もちろん個々のメンバーは知ってはいましたが、強くハマっていた感じではありませんでしたし、
なんなら前作のEPも良い感じだな程度の印象でしたが今作、一聴で持っていかれましたね。

歌詞を読み込まずとも、様々な感情による痛さが伝わり、凄く自然に身体へ染み込んでいきました。
個々の作品ではそこまでへ至らなかった中、仲間が揃って更にそれ以上の作品が生まれるとは、これこそがスーパーグループ。



そんなわけでコーチェラでのパフォーマンスも楽しみにしていて、ようやく二週目で観れたのですが、
しっかりとインディーしながらも、90sオルタナ味やアメリカンロックのど真ん中を鳴らしている感じが最高でした。
最後にメンバーで抱き合うシーンとか感動しましたもんね。
クラプトンのスーパーバンド時代を引き合いに出しましたが、ライブからすればfleetwood macでした完全に。

そう思うと彼女たちはスーパーグループと言いながらも、バンドとしての一体感が凄くて、
例のNirvanaのオマージュも伊達じゃないなって感じでした。
言ってしまえばNirvanaだってカートが居てデイブが居て、結果としてスーパーバンドですもんね。



てかライブレビュー書いてみたり、画像も貼り付けてみたりって、学生時代のブログかって。
そしてここでのレビュー50回目でした。ブログの期間を考えれば相当に遅いですけど、それでも節目ってことで。
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