人間の使命は生産ではなく浪費である

2023年終了、引続きこの番組はHOLDOUT、Hello Mr.Channelの提供でお送り致します。

3/29

2016年03月29日 22時48分10秒 | 駄文
この記事は大好物ですね。所謂インディーシーンが最も盛況だった00年代。10年代はアートロック志向なのでしょうか。

・NME読者が選んだ、偉大なる永遠のインディ・アンセム 1〜20位
20位 The Stone Rose / I Am The Resurrection
19位 arctic monkeys / Mardy Bum
18位 oasis / Cigarettes And Alcohol
オアシスからは2曲がランクイン。この曲が、他の曲の盗作だとかコピーだという意見もあるが、そんなことを気にする必要はない。
この曲がリリースされた時、ノエル・ギャラガーはこの曲ですべてが変わるかもしれないと語っていたが、まさにその通りとなった。

17位 arctic monkeys / Fluorescent Adolescent
16位 The White Stripes / Seven Nation Army
15位 The Strokes / Someday
14位 arctic monkeys / A Certain Romance
13位 blur / Song 2
12位 The Smiths / This Charming Man
11位 The Strokes / Reptilia
このインディ・アンセムに付け加えることがあるとすれば、いまやこの名曲は『ギターヒーロー3』や『ロック・バンド』といったゲームの中で聴くことができる。
この名曲は、ザ・ストロークスにアルバム『イズ・ディス・イット』以上の才能を感じさせる作品となった。

10位 Pulp / Common People
9位 The Verve / Bittersweet Symphony
8位 The Smiths / There Is A Light That Never Goes Out
7位 Joy Division / Love Will Tear Us Apart
6位 arctic monkeys / I Bet You Look Good On The Dancefloor
5位 The Libertines / Can’t Stand Me Now
4位 The Strokes / Last Nite
この曲が、このような形で大ヒットを遂げるとは誰も思っていなかっただろう。
いまやザ・ストロークスはスタジアムでライヴをこなすくらいのアーティストに成長を遂げた。
ザ・ストロークスはこの曲をギターの旋律とともに持ち込み、そしてそれ以来がっちりとつかんで離していない。

3位 oasis / Live Forever
この曲が成し得たこと以上の何ができるであろうか? 純粋に、インディ・シーンの最もピュアな天才的楽曲といえる作品だ。
2位 The Killers / Mr Brightside
ドラマーのロニー・ヴァヌッチィは、最近「NME.com」に人々がこの曲に惹きこまれたのは、
「この曲が歌っている脆さのせいだろう」と語っている。人々がこの曲を好きな理由がそうであろうがなかろうが、
多くの人が2004年にリリースされたザ・キラーズのこの曲に何か特別なものを感じているのであろう。
そうでなければインディ・アンセム選の2位にランクインしない。

1位 The Killers / When You Were Young

このリストが素晴らしいの言うまでもありませんが、oasisをインディアンセムとするならば、coldplay・MUSE・Franz辺りも入っていてもおかしくないかと。
NMEやpitchforkみたいな色濃いメディアが近年どんどん無くなってきていて、寂しさと共に危機感も覚えています。
最後に私の中でのインディアンセムを。個人的にはBOYHOODでの使用楽曲の方がツボかな!






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曲を作っています。是非に一度、聴いてみて下さい↓
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3/26

2016年03月26日 21時22分21秒 | 駄文
近頃のceroの勢いは凄いですね。昨年ここでも取り上げた時にはここまでの活躍をするとは全く。
ついこの間なんて、スマスマに出演してましたもんね。日比谷野外も控えていて、ゆらゆらの晩年期的な勢いを感じてます。
カクバリズム界隈を中心としたインディーが、いよいよシーンというかムーブメントになりつつある気がしています。

きっかけはこの記事でした。orgeとか今最もライヴを観たいアーティストの一つですよ、まさに。
cero、ミツメ、シャムキャッツ、orge、yogee等、これらが全ていわゆるネスト系なのか分かりませんが、完全に昔の渋谷系ですよね。
紅白まで飛び出していく奴らも果たしているのか。suchmosやD.A.N.もこの文脈に乗ってくるのか、ミツメの新曲も良いなー







変化のスピードは加速度的に上がってきているなーと近頃よく思います。正直自分が付いていけているのかと言うと、それはまた別の話でもあります。
数年前であれば、QUATTROもこの中に入っていましたよね。でもね、tofubeatsはこの文脈だと私は思っていますよ。おれらもやらなきゃ。

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3/23

2016年03月23日 23時46分30秒 | 駄文
以前今年のフジやサマソニのラインナップについて言及しましたが、海外のフェス状況も見えてきました。やはり今年の日本のフェスは大苦戦のようです。

グラストンベリー(イギリス、6月下旬開催)
ヘッドライナーにCOLDPLAY、MUSE、ADELE。その他、ELO、PJ HERVEY
レディング(イギリス、8月下旬開催)
ヘッドライナーにFOALS、レッチリ、FALL OUT BOY、BIFFY CLYRO
ガバナーズ(NY、6月上旬開催)
ヘッドライナーにストロークス、キラーズ、KANYE WEST
コーチェラ(カリフォルニア、4月下旬開催)
ヘッドライナーにLCD SOUNDSYSTEM、ガンズアンドローゼズ、CALVIN HARRIS
パノラマフェスティヴァル(NY、7月下旬開催※フジロックと同日)
ヘッドライナーにarcade fire、kendric lamar、LCD SOUNDSYSTEM



誰がどう見ても日本は厳しいとしか言いようがないですよね。サマソニのレディオヘッドがかろうじてですよ。あとはThe1975かな。
近くのオーストラリアではフェスが終わっていったり、サマソニもUNDERWORLDの日については狙っていたヘッドライナーに、
キャンセルをくらったために、彼らが繰り上がったと言われているくらいです。でもソニックマニアがアクトが押さえられず、
中止になった事実を考えると、あながち嘘でもないのではないかと思わされます。実際それってフジでもありそうだよなー

このパノラマってコーチェラと同じプロモーターみたいです。コーチェラブランドって凄いんですね、フジロックは遠く及んでないなー
来年以降、今年の評判でNYでのパノラマが定着してしまうと(間違いなくするだろな)、フジは本当に寂しくなりそうです。
フジロックやサマソニが衰退してしまうと、洋楽文化は本当にいよいよ誰にも見向きされないものになってしまうと危惧しております。
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3/20

2016年03月20日 22時21分06秒 | 駄文
先日のこの記事を読んで非常に疑問というか、理解が出来ませんでした。気になった箇所を羅列していきます。

「近年の受賞作品の傾向が、大ヒットを見込めない作風というのもあるだろう。
それらの作品が、実際に全米でも大ヒットにつながっていない事実もある。
しかし作品賞受賞作の多くが、日本ではアカデミー賞をもくろんで、授賞式の後、よきタイミングで公開日が設定されている。
ただし、その効果が表れる(=日本でヒットする)作品は、どんどん減少傾向にある。」


「問題は、ここ数年、「アカデミー賞作品賞=誰が観てもおもしろい作品ではない」という公式が成立し、
多くの観客もその公式に気づいてしまったことだ。2003年の『ロード・オブ・ザ・リング』を最後に、その公式は顕著になり、
『アバター』が『ハート・ロッカー』に敗れた2009年が、公式をさらに決定づけたと言っていい。
『ゼロ・グラビティ』が受賞を逃した2013年も公式どおりだ。」


てかそもそもなのですが、賞レースの結果って興行収入と決して紐付いているものではないですよね?
それよりも個人的には、アカデミー賞の発表が近づかないと日本ではなかなか公開されない現状の方がよっぽど問題ある気がします。
世界的な公開より遅れ、日本アカデミー賞やグラミー賞のような、どの作品が受賞するんだろう的な見方が全くないですよね。
この現状のままでは、アカデミー賞でしか作品の評価基準がないような形に陥る心配がありますし、
賞に引っ掛からなかった作品への評価や、日本で観れる可能性が減ることを考えると凄く健康的でないと思います。

最後に音楽的なパフォーマンスについても少し触れておこうと思います。GAGAの次作を期待してしまうのは私だけでしょうか。
そしてweekendは日本でも大きくブレイクして欲しいアーティストの一人。生で観てみたいもの。



作品賞を受賞したスポットライトは観に行こうと思っています。マネーショートも捨てがたいですが。
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3/17

2016年03月17日 22時25分26秒 | 駄文
最近巷で話題のDMA's。確かに気にはなるのですが、何処か懐疑的に見ている自分がいます。

カッコ良いと思いますし、なにより自分が凄く好きな音ではあるので、絶対的に支持ではあるんですよ。
でも思うのが、個人的に本当に支持するのはやはり彼らが本格的に売れた時なんですよね。売れることって本当に大切だから。

彼らの存在を知ったのは、この記事を読んでからなのですが、個人的にはしっかり狙っていると思いますよ。
だって彼ら全然演奏上手いし、いろいろやってみての今な気がしますけど、OASISの最初とかノエルしか演奏出来ない感じだったわけで。



ライヴの感じ良いっすね。なんかOASISというより、マンデーズに見えます。昔からオーストラリアのロックはどこか抜けてて大好きです。
なんか節回しにJAKE BUGGの要素も感じたりで、その辺りもニクいですよね。とにかく誤解なく、自分の好きな音なんですよ。

今年の夏には来日しそうな気がします。なんとなくサマソニでなく、フジに来そうな気がしますが如何でしょう。
とにかく彼らやOASISを聞き返したり見直して思い出しました、そうすよロックってやたら五月蝿いんですよ。最たる例がこれだ。


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