人間の使命は生産ではなく浪費である

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映画 / 6歳のボクが、大人になるまで。(ネタバレ有り)‏

2014年11月30日 18時17分34秒 | 駄文
どうも。期せずして月一連載のような形になっていますね。これは駄目ですね。

近頃そんな自分のダメだなと思うことは数多くあれど、その中の1つに映画の見方があります。

そもそも基本的に映画を観なくなっていることがダメだと思いますし、その中でも観るものといったら趣味が爆発したものか、前評判が高いもの。感性の幅を広げられていないことを痛感します。

それでこの作品はどうなのかというと、趣味と評価が恐ろしく高いバランスで共存していてタチが悪かったです本当。




概要はYouTubeの予告編を観て貰えば良いとして、音楽や世界観がリアルタイムに12年間追いかけただけあって、自然というか説得力がありましたね。

しかもこの12年間って自分自身も生きてきたわけで、感情移入って意味では誰にとってのドキュメンタリーでもあると思います。

この映画のサントラのリストを見て、珍しく自分なりに持っている音源で色を加えながらコンピを作ってみたのですが、時系列に並べただけでそれを通して聴くと胸にグッとくるから不思議なものです。

サントラへ追加したのは、ストロークスだったりヤーヤーヤーズ、ラナデルも入れてみましたが、この辺は劇中で流れていてもおかしくなかったんじゃないかな?







作品の素晴らしさはさる事ながら、こんなに共感・共鳴させられる映画に出会えたことに驚き、感動しました。子供達の12年間と親達の12年間。

みんな同じだけの時間を過ごしてきたことを凄く生々しく感じ、ホントにグッとくる作品でした。色眼鏡無しに多くの人が観た方が良いと思います。

本作ではアメリカの1家族を切り取った形だけど、日本人であっても、中国人であっても、インドネシア人であっても、イタリア人であっても、ブラジル人であっても、ケニア人であっても、それはとても普遍的なことだと思います。

親は29〜41歳?子供達は6〜18歳?そっか、自分はちょうどその両者の間を生きてきて話が上手くまとまったんですね。良かった、その間は描いて欲しくなかったので。
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自分たちも曲を作っています。是非に一度、聴いてみて下さい↓
http://hellomrautumn.bandcamp.com