今年のフジロックは例年になく雨が酷く、過酷さで言えばこれまでの経験の中でもトップクラスだったのですが、
個人的にはなにか感動的な年になりました。いろいろとその理由について頭を巡らせていたのですが、
きっとあれほど音楽に全神経を集中させる瞬間ってそうなかなか無いんですよね。
それこそ自分の音楽へ取り組むこと以外で、音楽に全神経を集中させることってそうはないはずで、
フジであるとそれが出来ることが、あそこの贅沢な点であり価値なんだなと気付かされました。
他のフェスよりも演奏時間はずっと長かったり(むしろ他のフェスでの短さに驚かされました)、
そもそもの交通の便を考えれば終演時間を気にすることもない(皆んなその前提で臨むため)、
本当に山の中ということで、音楽が流れる自然環境と向き合うだけというロケーション。
そんな全てを含めて、知らず知らずのうちに気付かされ、私は感動していたんだと思います。
第39回 Cornelius『Mellow Waves』
これまで小山田圭吾として参加している作品や、コーネリアス名義では1stも聴いてましたし、
不朽の名盤とされるファタンズマももちろん聴いてはいたのですが、
初めてのリアルタイムであったためか、今作は聴いた瞬間からぐっと引き込まれました。
昔のツアー映像等はカッコ良いと思っていたので、フジで観れるのを心待ちにしていました
フリッパーズから聴き始めて、小沢健二のソロを聴いてきた身でしたが、やっと追い付けた、間に合った気分です。
過去のsalyu作品も聴いていたので、坂本慎太郎的な世界観かと思っていましたが、
これは全く似て非なるもとだと言うのがよく分かりました。
以前、関ジャムにていしわたり淳治氏が、自分が注視するポイントとして、
その作品が日々の生活の中で如何に機能していくのか、大事なポイントとして挙げていましたが、
本作はまさに自分の中で日々の生活で流れている音楽そのものでした。昔から生活に馴染んでいるような音でした。
今年のフジロック、当初は誰を観るか悩んでおりましたが、観てきました。
ちょっとここ数年で感じ得ないレベルでの衝撃でした。
背景のVJはPVメインの内容ではありましたが、それだけでも十分過ぎる説得力でした。
なんだろ、レディオヘッド的な要素(衝撃具合という意味でも)を感じつつも、
海外からの評価が高いところを見ても、ある種のオリジナリティがそこにはあったんだと思います。
4人のバンド演奏というのが、1つ感動的なポイントでした。
ビートルズ感を言葉で説明しづらいのですが、感じるというのもそんな背景もあるのかなと思ったり。
旧譜は未だ追いきれていないのですが、個人的にベストトラックは、“夢の中で”です。
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私たちも曲を作っています。是非に一度、聴いてみて下さい↓
http://hellomrautumn.bandcamp.com
個人的にはなにか感動的な年になりました。いろいろとその理由について頭を巡らせていたのですが、
きっとあれほど音楽に全神経を集中させる瞬間ってそうなかなか無いんですよね。
それこそ自分の音楽へ取り組むこと以外で、音楽に全神経を集中させることってそうはないはずで、
フジであるとそれが出来ることが、あそこの贅沢な点であり価値なんだなと気付かされました。
他のフェスよりも演奏時間はずっと長かったり(むしろ他のフェスでの短さに驚かされました)、
そもそもの交通の便を考えれば終演時間を気にすることもない(皆んなその前提で臨むため)、
本当に山の中ということで、音楽が流れる自然環境と向き合うだけというロケーション。
そんな全てを含めて、知らず知らずのうちに気付かされ、私は感動していたんだと思います。
第39回 Cornelius『Mellow Waves』
これまで小山田圭吾として参加している作品や、コーネリアス名義では1stも聴いてましたし、
不朽の名盤とされるファタンズマももちろん聴いてはいたのですが、
初めてのリアルタイムであったためか、今作は聴いた瞬間からぐっと引き込まれました。
昔のツアー映像等はカッコ良いと思っていたので、フジで観れるのを心待ちにしていました
フリッパーズから聴き始めて、小沢健二のソロを聴いてきた身でしたが、やっと追い付けた、間に合った気分です。
過去のsalyu作品も聴いていたので、坂本慎太郎的な世界観かと思っていましたが、
これは全く似て非なるもとだと言うのがよく分かりました。
以前、関ジャムにていしわたり淳治氏が、自分が注視するポイントとして、
その作品が日々の生活の中で如何に機能していくのか、大事なポイントとして挙げていましたが、
本作はまさに自分の中で日々の生活で流れている音楽そのものでした。昔から生活に馴染んでいるような音でした。
今年のフジロック、当初は誰を観るか悩んでおりましたが、観てきました。
ちょっとここ数年で感じ得ないレベルでの衝撃でした。
背景のVJはPVメインの内容ではありましたが、それだけでも十分過ぎる説得力でした。
なんだろ、レディオヘッド的な要素(衝撃具合という意味でも)を感じつつも、
海外からの評価が高いところを見ても、ある種のオリジナリティがそこにはあったんだと思います。
4人のバンド演奏というのが、1つ感動的なポイントでした。
ビートルズ感を言葉で説明しづらいのですが、感じるというのもそんな背景もあるのかなと思ったり。
旧譜は未だ追いきれていないのですが、個人的にベストトラックは、“夢の中で”です。
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私たちも曲を作っています。是非に一度、聴いてみて下さい↓
http://hellomrautumn.bandcamp.com