老いの途中で・・・

人生という“旅”は自分でゴールを設定できない旅。
“老い”を身近に感じつつ、近況や色々な思いを記します。

三方への墓参り  その2   ~波賀町~ 

2016年09月25日 20時15分14秒 | 旅行/色々な風景
 三方での墓参り終了後、波賀町に足を伸ばしました。
宍粟市内ですが、三方からは県道429号線経由とはいうものの途中は車のすれ違いも難しい個所が多い高野峠を越えることになります。
幸いにも国道29号線に出るまでの10数キロの間、僅か3台の車とのすれ違いで済みましたが、曲がりくねった勾配のきつい峠超えを堪能しました。

 29号線に出ると、少し鳥取方面に向かい、途中で左の方に折れて、「原不動滝」に向いました。
前から名前は聞いていたのですが、行くのは初めて。途中で兵庫県では珍しい観光リンゴ園を通りこして暫くして、駐車場に車を停めました。
それから暫く歩くと、滝の入口に到着し、200円を払って山道に入ります。

 いきなり長い吊り橋(鉄製)があり、これを渡り、また暫く急な石段を登ると滝の展望台に到着。
想像していた以上に大きな滝で、全景を見るのに一苦労。落差が何と88mということで、写真には全部を収めきれませんでした。
この滝は、先日訪れた香美町の猿尾滝川と同じ、氷ノ山後山那岐山国定公園(ひょうのせんうしろやまなぎさんこくていこうえん)に含まれており、同じく「日本の滝100選」にも入っているようです。
この国定公園は、滝の宝庫とも言われているいようです。

 その後、国道29号線を山崎の方に下りながら、途中で「波賀城跡公園」にも立ち寄りました。
駐車場までかなり山を登った後、山道を下り登りしてかなり疲れた状態で城跡にたどり着きましたが、正に絶景。心地良い風を感じながら、通ってきた国道や街並みを遥か足元に見る山の頂きに整理された石垣の上に櫓が再現されていました。
それにしても、よくぞまあこんな山の上に城を作ったものだという思いでした。
閉門間際に退出しましたが、実は途中のアチコチに「熊に注意」の張り紙があり、おっかなびっくりの登山でした。

熊にも出会わずに無事下山し、後は29号線で山崎インターに出て、帰宅となりました。(まさ)


ここでもヒガンバナが凄かったです

夕日に輝くススキ

原不動滝に向う途中の渓流

この吊り橋を渡ってきました

展望台からの滝。上段~中段です

滝の中~下段

波賀公園の中にある古民家

波賀城跡公園 再現された櫓

同上 石垣

同上から見た波賀町上野地区の様子

公園への通路には「クマ注意」の張り紙がアチコチに