老いの途中で・・・

人生という“旅”は自分でゴールを設定できない旅。
“老い”を身近に感じつつ、近況や色々な思いを記します。

琵琶湖に浮かぶ沖島へのハイキング

2024年09月21日 19時07分55秒 | 旅行/色々な風景
 ここの所滋賀県に行く機会が増えていますが、今回は近江八幡市の沖にある沖島に行って来ました。

 まだ行ったことがなく、一度行きたいと思っていたのですが、先日M新聞旅行社のハイキングツアーで案内を見かけ申し込んでいました。 

 沖島は近江八幡市に属しますが、堀切という港の約1.5km沖にある琵琶湖最大の島で、日本国内の淡水湖上の離島(橋などで繋がっていない島)で唯一の有人島です。(琵琶湖で面積2位の有名な竹生島は、夜間は無人島の由です)

  その歴史は古いようで、戦国時代には琵琶湖水運の重要拠点としてここに関所が設置されていて、ここを通過する船は、陸上の関所と同様に関銭を徴収される代わりに沖島の住民によって航行の安全が保証されていたようです。
関所は当初は六角氏の影響下にあったが、後に本願寺系の自治都市堅田の保護を受け、さらに織田信長の近江平定に従って関所の存続が特に許され、豊臣政権下の天正13年(1585年)頃まで存在していたということです。

  現在の人口は約250人で、中学校はありませんが、近江八幡市立沖島小学校(幼稚園併設)があり、23年度の生徒数は15人ですが、島外の近江八幡市からの生徒もいるようで、卒業生は基本的に近江八幡市立八幡中学校へ進学するようです。

 また、沖島内には車はなく、島内の移動手段は徒歩または自転車で、三輪自転車が多用されていました。

 今回のツアーは12名の参加ですが、例によって男性/女性各4/8名で女性が優位です。

 私は小さな島の標高220m程の山へのハイキングと聞いて甘く考えていたのですが、大きな間違い! それどころか極めて厳しいルートでした。

 ハイキングは小学校横の登山口から始まるのですが、季節外れの高温で湿気の高い気候に加え、いきなり厳しい階段。しかも1段の段差が大きくて最近運動不足義気の足には相当堪えました。女性軍にドンドン追い越され、山頂に近いホオジロ広場に着いた時には汗が噴き出していました。

 そこから頂上までは近いようでしたが、此処で私も含め男性3名は体を休めることにして、残りの女性8名(全員、中には85歳の高齢者が2人も)と男性1名が、添乗員さんと共に出発していきました。

 その後、私は休憩がてらカメラを手に近くをブラついていましたが、やがて頂上から降りてきた一行と共に下山することになりました。

 下山ルートは登山ルートとは違っていましたが、やはり急な坂道で、段差もきつく、昨年度の岡山でのハイキングで滑落事故を経験した私は滑らないように慎重に歩いたので、余計に脚が疲れました。

 港まで降り、すこし歩いて民宿で琵琶湖の幸を中心にした美味しいお弁当を頂きました。

 この頃、空が少し暗くなり、琵琶湖の北の方から雷鳴も聞こえてきましたが幸いにも沖島での降雨はなく、港地区を主に島内をユックリと散策。
 その後帰阪しましたが、途中で昨日紹介した夕焼けをみたという次第です。(まさ)


堀切港(近江八幡市)

同上  向こうに見えるのが沖島 船で10分程度です。

これが沖島への通船です。 郵便物もこの便で島の郵便局まで

沖島漁港に着きました 車は全く見えません

この船に乗ってきました

沖島の住所表示

港の前にある漁村の碑


沖島小学校

小学校の横から登山道が始まりますが、いきなり急な階段です

階段が終ってもこのような急な段々が続きます


ホオジロ広場に到着 汗が止まらず、シャツだけでなくズボンもビシャビシャ

琵琶湖と比良山系


お花見広場からの比良山系

民宿での昼食 琵琶湖の幸弁当

琵琶湖の夕暮れ


ニラの花

クズ

同上

同上


キンミズヒキ(バラ科)

同上


ヒヨドリバナ(キク科)
同上

同上

オニドコロ(ヤマノイモ科)の実

同上

フユイチゴ(バラ科)

ネコハギ(マメ科)

同上

キノコ まるでゆで卵のようです


モンキアゲハ