(久しぶりに、「人間の行動学」に戻ります。この時期、何かとお疲れの皆様へ・・・)
年末の多忙さに明け暮れた男性、
妻からは
「あなた、この頃可笑しい寝言を喋り、毎晩、うなされているようよ。一度、お医者さんに診て貰ったら?」と。
会社の上司や同僚からも
「お前な~、近頃の報告書は間違いだらけだぞ・・・ 一度、医者に行ったらどうや」と。
自覚症状を感じないのですが皆から再三再四、言われるので決心してお医者さんを訪問して先生に
『先生、私は正常なんですがね~、妻をはじめ皆が「どうも可笑しい」と言うんで・・・』
「安心しなさいよ、直ぐにどう云う症状か判りますから・・・」
『先生、どうやって正常か正常で無いと見分けるんですか? 自分のことは自分が一番判るんですよ!私は可笑しくなんか無いんですから!』
「簡単ですよ、直ぐに診断しましょう。私について来て下さい」と風呂場に・・・
「それ、この風呂に一杯の水が入っているでしょ。そこにバケツとヤカンとコップがあるでしょうが。この一杯の風呂水を全部カラにするには、アナタはどうします?」
『センセ~、こんなこと子供でも判りますよ! 可笑しい人ならコップを使ってカラにしようとする訳でしょ!私は可笑しくないんだからバケツを使いますよ!』
お医者さんは言いました;
「おお~、アナタは未だ完全に異常とは云えないんですが、正常じゃないことは確かですね~。正常な人はですね~、バケツを選ばずに風呂の“栓”を抜くんですよ。どうですか、少し入院されたら? 外の綺麗な景色が見え、気の休まるお部屋を用意しますが・・・」
教訓;
人間の目的は「仕事」では無いし、それに没頭して“吾を忘れる、我を失う”ような人生を選んではなりません。“しっかり働いて、お金を貯めて、老後に備えて・・・”
読みきれないほど出版される「会社に貢献」的な書物、銀行の広告宣伝、保険会社のそれらにも騙されてはならないのです。
年末の多忙さに明け暮れた男性、
妻からは
「あなた、この頃可笑しい寝言を喋り、毎晩、うなされているようよ。一度、お医者さんに診て貰ったら?」と。
会社の上司や同僚からも
「お前な~、近頃の報告書は間違いだらけだぞ・・・ 一度、医者に行ったらどうや」と。
自覚症状を感じないのですが皆から再三再四、言われるので決心してお医者さんを訪問して先生に
『先生、私は正常なんですがね~、妻をはじめ皆が「どうも可笑しい」と言うんで・・・』
「安心しなさいよ、直ぐにどう云う症状か判りますから・・・」
『先生、どうやって正常か正常で無いと見分けるんですか? 自分のことは自分が一番判るんですよ!私は可笑しくなんか無いんですから!』
「簡単ですよ、直ぐに診断しましょう。私について来て下さい」と風呂場に・・・
「それ、この風呂に一杯の水が入っているでしょ。そこにバケツとヤカンとコップがあるでしょうが。この一杯の風呂水を全部カラにするには、アナタはどうします?」
『センセ~、こんなこと子供でも判りますよ! 可笑しい人ならコップを使ってカラにしようとする訳でしょ!私は可笑しくないんだからバケツを使いますよ!』
お医者さんは言いました;
「おお~、アナタは未だ完全に異常とは云えないんですが、正常じゃないことは確かですね~。正常な人はですね~、バケツを選ばずに風呂の“栓”を抜くんですよ。どうですか、少し入院されたら? 外の綺麗な景色が見え、気の休まるお部屋を用意しますが・・・」
教訓;
人間の目的は「仕事」では無いし、それに没頭して“吾を忘れる、我を失う”ような人生を選んではなりません。“しっかり働いて、お金を貯めて、老後に備えて・・・”
読みきれないほど出版される「会社に貢献」的な書物、銀行の広告宣伝、保険会社のそれらにも騙されてはならないのです。