今日11月9日は母親の命日・・・
14年前の今日に病院に入院中に癌で亡くなりました。
入院したのが10月1日だったので・・・
入院生活はほぼ1ヶ月でした。
その前日まで仕事をしていて翌日病院に行ってそのまま入院
それ以後1度も生きてる間に家に帰る事はなかった。
入院の翌日には家族には病状の説明があった。
その段階で既に検査の結果手術は不可能と告知され・・・
長くもって2ヶ月と宣告された。
本人にその事を伝えるかどうかの選択を・・・
結果的に本人には最後まで伏せておく選択をした。
それが正しかったのかどうかは今ではもうわかりません。
が、当時母親は病院に勤めていたのでもしかしたら・・・
薄々感じとっていたかもしれません。
入院中は仕事前に病院へ行き、そのまま仕事へ、仕事が終わったらまた病院へ
こんな生活を1ヶ月弱続けた。(当時は深夜勤のある職場でした)
情けないが・・・仕事場で1人になった時に・・・
思わず涙が出た事もあった・・・
日に日に悪くなっていくのを見てるだけでしたから・・・
己の無力を痛感させられました。
それでも本人に悟られない為に普段通りのフリをして病院に通った。
亡くなる1週間前からは職場に事情を話しお休みを貰い泊まり込み。
その頃には一般病棟からやっと個室が空いて移動できた。
その為に泊まり込む事が出来るようになった訳です。
で、運命の11月9日・・・
その時は突然でした。
いつもの定時回診の時間に慌ただしく先生が部屋にやってきて・・・
今現在の状態を説明してくれた・・・
その頃には痛み止めのモルヒネの影響でほとんど意識は無かったのですが・・・
最後の瞬間に母親の最後の言葉を聞いた・・・
その言葉は今でも忘れられません・・・
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