ノリタケデザイン１００年展

８月３０日で終了した名古屋ボストン美術館の企画展
明治３７年から製造されていたオールドノリタケと呼ばれるテーブルウエアの
デザインを集めた企画展だった

そのほとんどはアメリカ向け
色彩・技術に目を奪われ、溜息
文句なく「美しい」
一般日本人の目に触れることなくドルを稼いだ作品たち

実はこのノリタケ＝則武は私が育ったところの地名
ＪＲ名古屋駅のすぐ西および北の地域で中村区と西区に跨る
則武小学校　則武派出所　則武消防署もあったが、今残っているのは派出所だけ
名古屋で一番歴史のある派出所の一つ

美術館の展示写真にあった古い絵付けの様子
着物を着た職人さんたちがずらり並んで、絵筆を持つ
胸が詰まった

このノリタケの工場の隣は「豊田自動織機」
どちらも戦争中は軍需工場
今はそれぞれ企業の資料館となっている