gatagata道を行く

おばさんのよもやまばなし 食べる・歩く・俳句 by sino

燕岳・燕山荘(つばくろだけ・えんざんそう) Ⅳ

2013-09-26 18:10:17 | Trip&Bike
朝は富士山から

朝焼けの雲も

有明の月も

なんと美しい

そして太陽は

浅間山の肩から昇る


6時半、そろそろ下るとするか
表銀座縦走のパーティーはもうとっくに出発していった
旅行社の団体より先に出なければ、前をふさがれて思うように歩けなくなる
まして今日は連休初日、登りの人も多いだろうからすれ違いも大変
長居は無用だ

どんどん降りて、、ダブルストックが威力を発揮
しかしイヤすごい登りの人たち 
ちょっとしたカーブや岩場は常に渋滞
定員600名の燕山荘も満員だろうし
テント場も溢れるだろう

登る人との譲り合いで何度も何度も足を止めたけれど
それでも3.5時間で登山口に戻った

あとは温泉
もちろん登山口の「中房温泉」
露天風呂だけの小ぢんまりした立ち寄り湯

さっぱりしたところで・・穂高で昼食としようか
蕎麦にする? まつもりの定食? やってるかしら? 席あるかしら? 電話しとこ!

本日のザービスランチ お刺身定食950円也

総括すると
山、小屋ともにマイナス点がほとんどない
あのひたすらの急登が何とかならないかとおもうものの
「北アルプス3大・・」と言われると、登りきれば大きな自信につながるし
急登だろうが緩登だろうが標高差を埋めるだけは登るわけだから
急登=短時間を良しとするか

で、プラス点はたくさん
登山道、山容、ロケーション申し分なく
登り疲れた4つ目のベンチで富士山が顔を見せるところなど
疲れを半減させる仕掛けも大したものだ
山小屋の常識を超えつつある というかやりすぎ感も否めないが
他の小屋は多々見習ってほしいところありの燕山荘が君臨すれば
不動の人気を誇る山であることは間違いない

初心者や若者は山の楽しさを知り
いつかあの槍の穂先に立ってみたいと思うだろうし
年配者は自分のペースで体力測定をしているようなもの
毎年来るというリピーターが多いのも頷ける
360度のパノラマを眺めながら、以前に登ったあの山、あの山、あの山
またこの稜線に立つことができた喜びと、思い出に浸るのも悪くない





コメント (2)
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