gatagata道を行く

おばさんのよもやまばなし 食べる・歩く・俳句 by sino

0泊2日香港 その6(終)

2013-07-06 22:11:50 | Trip&Bike
ずっと前からなんとなく行ってみたい場所の一つだった香港
僅かな滞在ではあったけれど、当然それなりに楽しかった
ホテルに泊まらない、三ツ星レストランで食事もしない、タクシーにも乗らない
普段なら考えられない行動だけど、思い立ったが吉日的な旅は
これで十分

香港は再開発がどんどん進んでいて、ジャッキー・チェンの映画に出てくるような
街の姿を拝むことはなかった
混沌の代表格だったエリアの人々は、郊外の高層マンションに行儀よく住み

いくつかのMTR駅からは、拡張された大通りを跨ぐように空中回廊が整備されていて
ビルからビルへ回廊をゆくと隣のエリアに着いていた

街の空気を感じたくて、地面を歩くといたるところで歩道が寸断される
ジャンクション様の交差点を徒歩で渡ることができない
最寄りのビルに入り、空中回廊を探して交差点を渡る

主要駅はどこも高級ブランドが並ぶショッピングモールがあり
屋内スケートリンクが賑わっていて、香港もドバイもかわらない光景

日曜日のネイザンロードはムスリマたちが買い物を楽しんでいた
九龍公園にいたっては、屋外モスクかと思うほどの人の多さ
公園の南東角に大きなモスクを発見し、すべて合点がいった

一方香港島の中環は、一部歩行者天国ということもあって
出稼ぎらしい若い女性たちが、道にシートを敷いてピクニック気分のお茶会
ヴィクトリア湾を挟んで、スカーフを被る人たちと被らない人たちの
休日の棲み分けができているようだった

道に迫り出した無数の空調室外機から雨のごとく水が降り続く九龍
オフィス街と広いウィンド、洗練された路面店が並ぶ香港
山の手を行けばもっとその違いがわかったかもしれない


小さな海峡一つで文化が違う
このギャップが訪れる人を飽きさせないのかな


そうそう、スターフェリーに乗り合わせた青年とカメラの仕様がまったく同じだった
機種・色・レンズ
話しかけたら中国人で、お母さんを案内しているようだった
ソニーの白のミラーレス5R 16-50の標準レンズ
重いから望遠は持っていかなかったの
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