gatagata道を行く

おばさんのよもやまばなし 食べる・歩く・俳句 by sino

女紅場

2013-09-17 01:03:08 | Trip&Bike
女紅場って今でもあるんですね
大河ドラマ「八重の桜」で初めて耳にした「女紅場」
明治初期に始まった女子の教育機関だそうだけど
私が目にしたのは「八坂女紅場学園」

正式名称は学校法人「八坂女紅場学園」通称(祇園女子技芸学校)
通称でお分かりのとおり、現在では専門職を育成する学校で、
明治期のそれとはちょっと異なるかもしれない
でもそこは京都、「女紅場」という名称が立派に引き継がれているところは感心

女紅場と同じ壁に掛けてあったのは「京都花街国民健康保険組合」の看板
健保組合とレッスン場が同所に存在するとは、なんと合理的
女工場の看板いや黒板には、舞踊、能楽、長唄、清元、地唄、常盤津、小唄
笛、鳴物、三味線、茶儀、華道・・・
あらゆるお稽古の開催日がチョークで記されていた


四条通を北へ、白川南通・新橋へ出る途中
こういう発見があるから路地歩きはやめられない
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4 コメント

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どうなんだろう ()
2013-09-17 18:26:51
どうなんだろうねえ、女紅場の紅場はオンを踏んで工場からの転用だろうか。それにしても、「紅」を当てるとはたいした世間通だ。艶っぽいではないか。女性を見事に言い当てている。まだ花街に残っている、というのもムベナルカナ。
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女工場 ()
2013-09-17 23:09:19
女紅場はニョコウバ 女工場はジョコウバ と読むようです。
どちらも同じで手芸から読み書き、礼儀作法まで教えたようです。やはり「紅」を当てて濁音を減らす読み方をさせるあたり、京都のいや、女性の意地を感じますね。
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Unknown (きよっち)
2013-09-24 15:44:42
私も「八重の桜」で初めて知りました。なるほど・・・濁音を減らす読み方・・・なんとも はんなりとした表現。
京都の女性は芸のみならず心も磨いているのですね。
八坂辺りの裏道は、見るもの全てに粋な心遣いがゆきとどいている、そんな気がします。
そんなステキを発見しながらの路地歩き・・・理想の旅の姿です^^
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気軽に (きよっちさん)
2013-09-24 18:47:24
お久しぶりです。
女紅場の発見は驚きでした。何度も通っている小路なのに!物事をひとつ知ると物の見方が違ってくるから不思議ですね。
 ふらっと大坂、ふらっと京都、ふらっと神戸 気ままな日帰り旅行は「青春18きっぷ」のなせる業です。
交通費1日2300円 一番遠い神戸でも5~6時間はふらふらできます。京都なら9時間くらいでしょうか。
季節限定で秋は使えませんが「機会があったら行きたい」と思っているところへ出jかけることができます。
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