gatagata道を行く

おばさんのよもやまばなし 食べる・歩く・俳句 by sino

上品な大阪

2012-09-17 21:30:07 | たべもの
大阪、神宗の「鰹田麩」(かつをでんぶ)
到来物である
大阪も東京もよく知る達人から頂いた

私の「佃煮」に対するイメージは
なにしろ「濃い味」
子どもの頃口にした、近所の市場で買う佃煮
中学の同級生の実家だった桑名の有名「しぐれ」店
毎年お歳暮で頂いた佃島の「天安本店」
どれもお茶漬けの友
濃~~~い

ところが、この神宗の佃煮は
色こそ濃いものの、素材の味をきちんと味わうことができるし
調味料のバランスがいい
佃煮に上品という言葉はあてはまらない。と思っていたのだが
うれしく裏切られた

いろいろ探ってみると、江戸佃島の佃煮屋の起源は
大阪から移住した佃煮店だったらしい

上品な大阪 好きだな



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4 コメント

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Unknown (o1211)
2012-09-18 12:41:31
へえ。佃煮は江戸前が定番だと思ってました。
中でものりとアサリだね。
関西だし文化の第2時製品だな。でも絶対だとおもう。
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Unknown (きよっち)
2012-09-18 18:57:12
大阪の親戚が、年に一、二度、神宗の佃煮を送ってくれます^
鰹田麩、美味しいですよね!山椒がきいたちりめんも、深いお味。確かに名古屋の佃煮より薄味で、とても上品です。
百人一首で歌われる難波や住之江、孝徳帝の宮などを取り上げても、歴史の中の大阪は、とても風情ある地に思えます。神宗さんの佃煮が入っている容器に描かれた絵にも、そんな雰囲気がうかがえますね。
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Unknown (ojisanchez)
2012-09-18 20:30:42
ほう~。
佃煮のイメージが変わりました。
京都のなんちゃらっていう前にボクがブログに載せたのも辛かったですね~。
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やっぱ大坂 (sino)
2012-09-18 21:34:42
知れば知るほど奥が深いです。歴史とともに「お味有り」ですね。京都や奈良ほど、そういう意味での説明書(ガイドブック)を目にする機会がないのが残念です。
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