土井徹先生の診療事件簿

五十嵐貴久（著

主人公は土井先生ではなくて
土井先生と知合いになる警察署副署長の女性
東大卒、キャリアの警察官だが
毎日やる事がなく無為に過ごしている
しかし公務員気質なので熱く行動する事はない
ひょんな事で獣医師の土井先生と懇意になり
話が進んでいくというストーリー
事件もあるが謎解きがメインでなくて
やる気のない警察官が数々の事件を通して少しずつ
警察官になっていく主人公の成長物語も伏線としてある

しばらく五十嵐シリーズになりそう
もうなってるか

１９８５年の奇跡

五十嵐貴久（著

最近この人にはまってマス
外さないのもあるけど、ストーリーにひねりが加えられてるのがイイ
この本もただの青春野球小説でなくて
途中でどか～んとどんでん返しがある
軽めの文章も読みやすいから
単行本で結構な厚さもすいすいと進む

で、この本の影の主役なんだけど
この年に優勝した阪神タイガースなんでないかい？
実は私もにわか阪神ファンになって優勝決定で祝杯を上げた口なんだ