
夏になってから我が家の裏庭で
毎日のように暑苦しくセミが鳴いている。
プラムの木や柿の木がセミたちには格好の餌場というわけだ。
空き地が減り、各家の庭も駐車場などに変化して、
それは虫たちも行き場のない世界。
最近、真夜中になるとけたたましい蝉の声がしていた。
雄叫びのような突然のセミの声。
裏庭を覗いてみても暗い空間が広がっているだけ・・。
そして今日の午前1時頃、
なんとなく獣の気配がしたので暗い庭を覗き込んでみると、
そこには口にセミをくわえた三毛猫の姿。
生後半年くらいだろうか、覗いている私を
この猫も覗き込んでいた。
慌てて証拠写真を撮ったのがこれ、犯人はアンタか!



こうして毎晩、セミ狩りにやってきてたみたい。
初対面のこの猫、なかなかきれいな猫でした。
同じ場所でハクビシンが覗き込んでいたこともありますが
今回は意外にもノネコが犯人のようでした。
不意打ちを食らったセミたちの、あれは悲痛な絶命の叫びだったのでした。