まんまるログ

融通性か?和・洋・中・無国籍・ジャンクとなんでも食べる胃袋と脳みそ。

太いお姫様

2016年08月06日 | 日記&映画
“イントゥ・ザ・ウッズ”を見ていたときに思った。
喪失感(愛するものとの別れ)を経験したときの人間は…怒り 否定 妥協 憂鬱 受容…
五つの段階を通る。

怒りの激しさ 感情の揺れ幅の高低 抑うつの度合い 様々に個人差はある。
段階を経た後…女性は向上心が表にでてくるが、男性は自己破壊的になる率が高い。

映画は“おとぎ話版ミュージカル”だが深い。
シンデレラ、赤ずきん、ラプンツェル、魔女 ジャックと豆の木などがいり乱れる。
ジョニー・デップ メリル・ストリープ、まあ達者な方々…の中にエミリー・ブラントも入り乱れる。

男性は一般にもろい。
世界と渡り合っているから。
女性はたくましい…残酷でもある。
私も…食欲はたくましい。
怒りを隠して生きてきたゆえに、残酷になる時もしばしば。

そんな思いが込み上げてきた映画だった。



塩味が、ほんのりと効いて絶妙なシメサバ。
魚を三枚におろすのは手間だ。
ひと様(U氏)が作ってくれたものは本当に美味しい。
手作りは“味”がいい。
塩(天然の物)の加減と友人の手(技の巧さ)の加減を感じるからでもある。

スティーヴン・ソンドハイムの芸術…を。
ディズニーがエンターテイメントに仕上げて…。
ブラックな衣までかぶせて…いる。

時間に追われていると…つい手を抜く、気を抜く、体力もぬける。

ガラスの靴の持ち主は、足が細く…柳腰のか弱いお姫様ではない。
打算的だし…ずるもするし…王子様の気も惹くし。

今となっては、足は太く 腰も太く 後姿はダイオウイカのように変貌している…のである。


コメント
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