まんまるログ

融通性か?和・洋・中・無国籍・ジャンクとなんでも食べる胃袋と脳みそ。

酒神に問う‥吝嗇の私

2016年12月09日 | ドラマ&日記
日本で最古の神社と言われる大神神社。
酒造りの神社として全国の酒造家たちのあつい信仰を集めているそうだ。

この神社は、酒の二大神・大物主大神(おおものぬしのおおかみ)と、少彦名神(すくなひこなのかみ)を祀っている。
また本殿北側にある活日(いくひ)神社には、杜氏の祖と言われる高橋活日(たかはしいくひ)を祀っている。

おおものぬしでもバッカスでも神様はありがたい存在である筈だが‥
年をとっても酒量が減らない合歓さんの存在は迷惑この上ない。

焼酎、酒、ウィスキー全般‥がぶ飲み状態で、ビールは水と変わらない。
心づくしの酒肴も味覚異常のため“味わう”事も“嗜む”事も出来ないのだ。

その日暮らしの身の上で贅沢このうえない。

彼の嗜好と思考は似ている。

身内の有難さも友人の親和力も、空気の様に当たり前だと思って生きている。

己の努力はずっぽりと抜け落ちてそのことも含めて悔悟する様子がない。

帰省している息子たちとともに呑むでもない。

己の脳をマヒさせるために、呑んでいるとしか思えない。

本人は認めないが依存をとおりこして中毒なのである。

酒が無駄である。

水増しして渡すと「ケチなやつ」と怒るし「ちっ」と舌打ちして不満をアピールする。

隠しても隠しても‥そこだけは冴えた嗅覚で見つけ出す。

老いさらばえても文句だけは二人前。

お酒の神に愛されて‥気分よくお浄土へ‥とはいかない。

酒毒が滲み出して言葉が膿む。

言葉の耐性をつけて‥ジンかテキーラでも飲んで‥と言ってもそれほどに飲めない私。

息子が楽しみにしている晩酌。

あるはずのアルコールが無くなっている。

吝嗇といわれても、見張り番とコスト管理。

暮れていく一日。

外は雷とあられ。

奈良県にある大神神社で身に蓄積された酒毒を洗い流してもらいたい。

風が強くなった。




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