怪物に立ち向かう者は自らも怪物にならぬよう注意せよ

ペルソナ５、カモシダパレスをクリアしました～。

最後の展開、かなり良かったですね。
カモシダ、クズだけど、良心が無いわけじゃ無いんだろーね。
膨れ上がった自尊心とそこから発生した傲慢な心に塗り潰されてしまっていただけで。
主人公たちがやったことはオタカラを盗むことでそういう歪んだ心を取り除いただけだし。
アン殿が説得めいたことはやったけど、人格改造みたいなことはしていない。
元から悪い人間だったわけじゃなく、環境に流されて悪い人間に流れたんでしょうね。

主人公たちがそのあたり全く触れなかったのが残念でしたが。

まぁ、主人公たちはカモシダに散々な目に合わされていたからなぁ。
カモシダの隠された良心なんかに気づく余裕、無いか。

で、カモシダを攻略した後。
今後も心の怪盗団を続けて行くことを決意してましたけど。

私のバッドエンド好きの頭では。
ここからバッドエンドに向かっていくルートがチラついてくるんですけど。

いや、そんなことなるわけないとは分かってるんだけどさ。

自分たちの特殊能力で人の心をどうこうできる、って事実に。
心の怪盗行為を繰り返すうち、本人たちの心も歪んでいって。

ちょっと腹が立ったというだけで心を盗み。
誰彼構わず心を変質させていって。

まるで神のような気になっていって。
ふと気が付くと、カモシダとそう変わらない人間になってるとか。

そんなルート（イヤ過ぎる）

あぁ、でも。
主人公たち以外に、他人の心を盗むことをやってる連中が居そうな気配ありますからな。

そういうバッドエンドルートを辿っている、主人公たちのifみたいなの、居るかもしれませんね。
悪役として。