素振りブログ。

一般でスピーチできる話の素振りのはずなのに、無理な話がほとんどのブログ。

外野だけど、納得しかねるものが。

2016年11月09日 18時08分10秒 | 日記
毎週水曜日に人生相談のコーナーが載るのですが。
産経新聞。

今週の相談は、不動産業を営んでいた義兄に証文無しで600万円貸したが、返済のメドがつかず、とうとう義兄が死ぬまで返ってこなくて、義兄の妻である相談者の妻の姉も「自分が作った借金じゃ無いから」と返す素振りもない。
どうしたら良いか?

回答者の僧侶の答え「お金は貸したものではなくあげたものと思いましょう。貸したものだと思うから腹が立つのです。あなたのお話だと、義兄さんは他人のために気前よく振る舞えるような、奉仕精神旺盛な方だったと見受けられます。義兄を通して他人のために600万円寄付したと考えましょう」

……泣き寝入りしろってこと?
言ってることには一理あるとは思いますけどさぁ。

600万円も借りといて、踏み倒して死んだろくでなしが責められない回答はなんというか、胸糞悪いものが。

いやま、分かるんですよ?
恨み続けるのは精神衛生上良くないし。相談者も高齢だから、毎日死んだ義兄を呪い続けるような毎日を送ることが果たして良いものかどうか。
それは分かるけど。
めちゃくちゃな回答だとまでは思わないですけど、納得しかねるものが。

……まぁ、僧侶に相談したらそういう返答しか返ってこないですよねぇ。
法律的にやり込めて、借金を返さないろくでなしに思い知らせろなんて回答、無いわなぁ。

私が聞いててスッキリするような回答を求めるなら、弁護士さんにでも相談するべきなんでしょうか?

……あぁ、でも。
証文が無いから、そこでもやっぱり納得のいく回答は来ないかもですね。