素振りブログ。

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ケンガンアシュラ完走。次はオメガか……

2020年04月10日 00時00分00秒 | 日記
ケンガンアシュラを完走しました。
まさか滅堂の牙・加納アギトが準決勝で敗れるとは思わなんだわ。
対戦相手の黒木玄斎に手首を折られたあたりで「え?」って思ったんだけど、負けるとはなぁ。
普通、決勝で当たるんだろうと思える相手なのに。

色々予想を裏切る展開でした。
トーナメント中、一度だけ選手を交代させても良い、ってルール。
作中では「本人の同意があれば誰でも交代が可能。つまり、本当は恐ろしく強いのに、それ以上の強敵と当たったために惜しくも敗退してしまった選手を、負傷して戦えなくなった選手と交代させることも可」
って言われてたから、てっきり

桐生刹那だとか

理人だとか

呉雷庵だとか。

復活の布石だと思ったんですけどな。

何を言ってる。
他二人は良いとしても、理人については常人のレベルでは強いけど、拳願絶命トーナメントレベルでは全然じゃないか。
そんなんが復活してどうすんの?

いやいやいや。
そこはそれ、修行して短期間に強くなるんですよ。
今の実力は確かに足りて無いけど、潜在能力は高い方でしょ、理人。
リザーバーで復活参戦し、一回戦でまるで歯が立たなかった殺人空手の達人・黒木玄斎を唸らせる展開来るかなーと思ってたんですよね。
来なかったけど。

結局、演出以外で選手交代の権利を使った企業はどこも無くて、単に

「仕合で深刻な怪我を負いながらも、自身の最強を信じて戦い抜く王馬」

を演出するための小道具に過ぎなかったという。
裏切られたわー。不満では無いですけどな。

あと、巷でも言われている通り、山下一夫のヒロインぶりが。
王馬とのかかわりで、大きく成長し、彼を支える最高の理解者になる。

同性だからな。
そこがいいのかね。

王馬に死んで欲しくないけれど、最強を目指すのは彼の夢で、自分も理解できるから、悲しいけれど、挑めばまず死ぬだろうと分かる最強への道を歩む彼を止めない。
「彼は私がなりたかった私なんだ!」って。
これは同じ男でないと言えないわな。

乃木会長に「(満身創痍でとても決勝では持ちそうにない)王馬を棄権させてくれ。その後の事は心配しなくていい。キミにも彼にも最高の見返りを用意する」って言われても「お断りします。しかし安心してください。彼は会長の夢を叶えますから」って。
結果、彼が生きて帰ってこないだろうと薄々分かっていても、止めない。それどころか、堂々と、自分より遥かに格上で、怪物と言っていい人物に意見する。
物語開始時はただの情けないオッサンだったのになー。この成長ぶり、熱すぎる。

そして予想外の結末の後、続編のケンガンオメガに手をつけたんですが。

ちなみにまだ単行本は買ってないので、webでやってる連載の1~2話と、最新話だけね。

絶命トーナメントが終わって2年後、表の格闘技界で「こんなのが格闘技かよ!」と業界を嘲笑し、真の闘争をやってみたいと夢見る男・成島光我(20)が登場。
この男が山下商事の新しい闘技者になるのか!?
そう思って読み進めると、どうもアレですね。

多分、この子刃牙での加藤清澄ポジだわ。

俺の空手こそ実戦で通用する真の格闘技としての空手だ、なんて思っていたら。
実際の裏の、真の闘争の場に行ってみたら全然でした、的な。

2年後の山下一夫の様子も描かれてて。
山下商事の社長になったけど、振る舞いは乃木出版の平社員だったときとあまり変わっていない。
けど、その人間としての器は大きく成長している。
そこを評価してくれてるのか、秋山さんと串田さんも変わらず部下としてついてきてくれているという。

でも、家の方はあまり変わって無いのな。
精神なんて全然病んで無いのに、頭が良すぎるせいの変人ぶりで、似非ひきこもりだった長男が家を出て行ったことと、その弟のグレてチンピラ同然だった次男が真面目に働きだして親子関係が良好になってること以外は。
(だいぶ違うだろと言われるかもですが、そこの布石はすでにアシュラの方で語られてたので今更なのよ。まぁそうだよな。驚くことじゃないし、的な)

しかし嫁はまだ家を出て行ったままかー。
まぁ、この状況でのこのこ「もう一度私を妻と呼んでください」と舞い戻ってきたら「てめえふざけんな」ですけど。
そりゃ嫁のせいだけでも無いでしょうけれど、長男がひきこもり、次男がグレたという状況をほっぽりだし、旦那である一夫に押し付けて逃げておいて。
旦那が成功し、いち企業の社長にまで上り詰めたからと、つまり調子が良くなったからと、もう一回夫婦して欲しいって。

甘いわ。ふざけんなwww

病めるときも健やかなるときも、って誓いますけどさ。結婚式で。
真理だと思うんですよね。夫婦関係での。

で、最新話(の一歩手前まで)。

王馬さん、生きとったんか!!!!
アシュラの最終話で、戦いに戦い抜き、全てを出し切って燃え尽き命を落とした、と思わせておいて。
実は英はじめ先生のチートスキルと、どこかから差し入れされてきた謎の移植用心臓で、王馬が一番ボロボロにしていた心臓をそれと交換。
死を免れ、呉一族の屋敷でご厄介になってました!

なんかホッとしたのと、え、アシュラのあの余韻は!?っての。
二つの気分が入り混じって、非常に複雑な気分ですw

※このブログはケンガンオメガ最新話が更新される前に書きました。(なのでちょっと情報が古い)