GOD WARS、やっとクリア（まだ完全じゃないけどね）

GOD WARS～日本神話大戦～をとりあえず一回クリアした。

レベル上げ過ぎてて、ラスボスが非常に雑魚い状態だったのが悲しかった。
でも多分、クリア後ダンジョン「黄泉の迷宮」で、洒落にならないレベルで強化されて再登場するに違いないと踏んでいるので、そっちに期待。

とりあえずクリア後の感想としては、よく組み合わせたなぁ、というのが正直な感想。

女王アマテラスが治める日向国の二人の王子が「モモタロウ」と「ウラシマ」で。
英雄王スサノオが治める出雲国の王子が「オオクニヌシ」直属の部下に「イナバ」というウサミミの女がいて、頼れる知恵者として「イッスン」が付いている。
で、主人公のカグヤが王女として居たのが、女王ツクヨミが治める富士国。

アマテラスの王子二人は、共に皇族と関りが深いおとぎ話の主人公だし。（吉備津彦＝桃太郎、海幸彦（火照命）＝浦島太郎）
オオクニヌシの頼れる知恵者イッスンは、モデルが少名毘古那神の一寸法師。（少名毘古那神は大国主の国造りのパートナーなのよね）
つくよみ＝月読の娘に、月の国の姫のかぐや姫を持ってくる。
で、富士の山の火口に生贄として捧げられたカグヤの姉姫がサクヤ。
不貞を疑われて、燃え盛る産屋で出産をするという誓約を行い身の潔白を証明した木花咲耶姫がモデルですな。

よぉわかっとるわ。
テキトーに配役決めて無いのが伝わってきて、印象は良かったですね。

配役だけでなく、後の三種の神器になるであろうアイテム「八尺瓊勾玉」が、竜宮城で受け取れたり。
（壇ノ浦で一回海に沈み、後に奇跡的に浜に打ち上げられて取り戻せたという歴史にちなんでの展開でしょうな）
日向国の重臣サルタヒコに、ウズメが一目惚れしたり。（モデルの猿田彦、天鈿女命は夫婦だかんね）

歴史や古事記分かってたら「なーるほど」と思える部分がたくさん。

最終的に、現実の日本の歴史と整合性を持たせようという姿勢も感じられたし。（エンディングね）
私は文句なかったですわ。

……ただ、まぁ。
私以上にガチガチの保守派の人にはあまりオススメできませんかな。
バリバリのエンディングのネタバレになってしまうんで、何でかは説明できませんけど。

私以上のガチガチの保守派だと、多分イラっとくる展開来るんでね。
私はスルーしたけど、出来ない人もいるかもしれんし。

ＸＸの保守の姿勢など甘々のスイート！！なんて言えてしまう人にはちょっとオススメできないかなー。
ゲームとしてはかなり楽しいんですけどね。