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旦那の報復は覚悟せよ

2021年03月01日 18時44分36秒 | 日記
今週の産経新聞月曜日の人生相談コーナー「あすへのヒント」はこんな内容。

相談者は30代女性会社員。
旦那が自分の母親(つまり旦那にとっての義母)を悪く言うのに悩んでいる。
自分の母親が言ったことを「俺をけなした」と曲解し、それ以後自分の実家に寄りつかなくなった。
自分の母親の悪口を言い続ける旦那はまるで子供のよう。子供が居るが離婚も考えている。
どうすればいいだろうか?

回答:
まずはあなたがどれだけ苦しんでいるのかを伝えましょう。
もし、それでも改善が見られないようであれば、次のステップです。
(ようは離婚を検討しろ)
子供みたいな旦那を受け入れるために努力する必要はありません。

うん。
私も同意見。

耐える必要は無い。
相手の親を罵倒するなど、人としてありえない。
敵対者ならいざしらず、妻(夫)でそれは駄目。
相手の親を罵倒するということは、その人との関係を完全に捨てます、と宣言するも一緒だからね。
それも分からないようなクソガキに合わせてやる必要は全くない。
離婚も視野に入れるべき。

ですが。

この場合、旦那が恨みをもって、報復に出てくる可能性を考慮しないといけないとは思いますけどね。
離婚前に共有財産を使い込んで来たり、子供を連れ去って、親権を自分のものにしようとしたり。
(裁判を起こしても、夫が命令に応じなければ、なかなか難しいらしいんですわ。連れ去ったもん勝ちみたいな、胸糞悪い現実があるそうで)

子供じみたクソ人間でも、人間ですからな。
離婚しますと言えばそれで終わりじゃ無いのよ。

相手を苦しめてやろうと、知恵を絞ってくるわけ。

恨まれるってそういうことだから。

……「新世界より」の作者の貴志センセの作品で、泥棒が探偵をする推理小説あるんですけどね。
それのあとがきで、ドアの鍵の性能の話があったんですが。

「鍵の性能を上げることは、防犯上ものすごく効果がある」

「あるが、だからといって、最高の鍵をつければ、絶対に泥棒が入ってこれないってわけじゃない」

「ただ、侵入する、ということだけを主眼に置いて来た場合、どんな鍵をつけても無意味」

最後の言葉が秀逸で

「先生、あなた誰かに恨まれてませんか?」

恨まれているのであれば、どんな鍵をつけても意味ないよ。
発覚しようが何しようが、部屋に何が何でも侵入すると決意した人間には、どんな鍵も無力なのだから。
そういうことなんですね。

だからまぁ、離婚するなら報復を覚悟しなきゃな。
理不尽に聞こえるかもしれないけど、事実だからしょうがない。

……つくづく、結婚前に相手の性根を見極めることは大事ですねぇ。
性根はなかなか治らんからね。卑怯であるとか、独善的であるとか、そういう事に気づいたらやめといた方が無難。


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