素振りブログ。

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順当に行くと次はガオレンジャーなんだよねぇ。

2020年10月31日 00時00分00秒 | 日記
ニコニコ配信のタイムレンジャーが昨日最終回。
(実質最終回は先週ですけど)

脚本家小林靖子節きかせまくりの素晴らしい戦隊だったわけですけど。タイムレンジャー。
タイムレッド・浅見竜也の最初の名セリフ「未来は変えられなくたって、自分たちの明日ぐらい変えようぜ」
これが、物語の黒幕の目的が、その邪悪なパロディになってるってのが見事。
黒幕だって、同じことを言えちゃうと思うんだよね。とてつもなく邪悪だからとても許容できないんだけど。
竜也の場合は「その通りだ!」で、黒幕が言うと「ふざけるな!」になる見事な構成。

で、その後に続く戦隊なわけですね。
百獣戦隊ガオレンジャー。

タイム見た後にあれはきついだろうな~。

一言で言うと、中途半端戦隊。
ギャグで行きたいのか、シリアスでいきたいのか。
わかんない。

なので、ものすごい駄作になってます。言っちゃいますけど。
特に最終回は酷かった。

当時は「史上最低の最終回」って言われたくらい酷いデキで。
なかなか無いよ。あれより酷いご都合主義は。
初見の人は楽しみにしておいてください。

やっぱさ、どっちつかずってのが一番良くないですよね。
真面目に馬鹿をやればちゃんと見れたと思うのに。
中途半端にシリアスを入れるから……

同じギャグテイスト強めの戦隊だと、激走戦隊カーレンジャーがありますけどさ。
あれはラスボスの暴走皇帝エグゾスの目的って「交通ルール完全無視の宇宙大ハイウェイ建設」ですしの。
そんなもん作るために地球を破壊しようとすんなwww
そういう感じで、全体の調和は取れてたと思うんですよ。

でも。

ガオレンジャーの敵のオルグたちは、普通に人間社会の破壊が目的で。
悪の組織としては目的がフツーなんですよね。
なのに、そのくせ幹部がなんかふざけてて。
主人公たちもふざけてて。

そんななのに、思い出したようにシリアスやるのよね。
普段ふざけまくってて、急にシリアスやられても、燃えないでしょう?
バランスって、やっぱ大事だと思うんですよ。

で、最後が超ご都合主義。
だから「史上最低の戦隊」って言われちゃうんですけど。ガオレンジャー。

お話を作るうえで、テイストの統一ってやっぱ、大事ですよねぇ。
かくしごとでも後藤先生が投稿作品の批評で「話の腰を折る不要なギャグ」ってコメント入れて「俺じゃねーか!」ってセルフツッコミ入れてましたけどさ。
気をつけたいものです。


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