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松井先生が俺を裏切ることは多分無いはず

2021年01月25日 19時47分46秒 | 日記
ネウロと暗殺教室の松井先生がジャンプで新連載ですよ。
これは読まないわけにはいかないですよね。
松井先生の作品が、俺を裏切るわけが無いから。

ジャンプで連載をした作品は、悉くアニメ化にまで漕ぎつけた松井先生ですけど。
今回はなんぞや?

と思い、第一話を読みました。
「逃げ上手の若君」

時代設定は鎌倉末期。
足利尊氏が室町幕府を起こす寸前からスタート。

この時代はさあ、武士ってほとんどサイヤ人だから、超野蛮なのよね。
知ってる人は知ってると思いますけど。

元寇のときなんぞ、攻め寄せてきた蒙古軍の連中も「あいつら頭おかしい」って言ったらしいし。
人質とっても効果無いし、敵将を仕留めて見せても全く怯まないどころか、より士気が上がって首を取り返しに来るし。

曰く「人の心を持っていない」(お前らが言うな、と言いたいけどな!)

鎌倉武士の日常は

庭に首を絶やさず

屋敷の外を乞食や坊主が通りかかったら射殺すという、死を日常に置いたもの。

それ、どのへんまで描いてくれるんかな?
ジャンプだとキツイかなと思わないでも無いんですけど。

滅亡する鎌倉幕府に伴い、関係者が次々と悲惨な死を迎えていく様は手抜きなく描いてくれてましたけどね。
打ち首に、略奪、ハッキリとは書いて無いけど、凌辱もあったよね。

そういう惨たらしさを手ェ抜かないで描いてるところは好印象。

そして、そういう事態を引き起こした足利尊氏を「英雄」と呼ぶ当たりもまぁ、いいよな。
ここで「悪党」だの「魔王」だの「悪魔」だの言ったらなぁ。
途端に陳腐になりますからな。
この時代は、権力の移動は基本的に敵対勢力を皆殺しにして行うのが基本だから。しょうがないの。
時代物なのに、登場人物がそこを分かって無かったら冷めますし。

ただ、ね。

ちょっと、ギャグが弱かったですかね。
ネウロのときとか、暗殺教室で見れた「アンタ頭おかしいのかwww」っていう、キレキレのギャグがちょっと確認できなかった。
ギャグ&ブレーン担当の諏訪頼重、細かいギャグは入れたけど、イマイチパンチがなくて、キレも感じなかったですし。

でもま、最初に言ったけど

「松井先生はおそらく俺を裏切らない」

……これがあるからね。
読み切りも含めて、今のところ作品として「面白くなかった」ものがひとつも無いので。
そこのところで期待というか、信じてますわ。


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