結末が気になる。ある意味。

新しければ面白いってもんじゃ無いんだけどな。
まだ始まったばかりだけど。
ヤンジャンの新連載「殺人無罪」

弁護士が主人公の法廷漫画なんですけど。
ある意味注目してます。

内容は「どんな依頼でも、引き受けたら必ず被告人を無罪にする弁護士」が真実そっちのけで裁判に勝つことだけを目的に動き回る漫画。

真実そっちのけ、というのは誇張じゃなくて。
先週の１話目では、本当は殺人を犯している被告人を、真実に気づきながらも、その裁判で提示された証拠の信頼性を揺らがせることで木っ端微塵にして無罪判決を勝ち取り。
人殺しを無罪にしてしまった。

主人公ゴキブリじゃねぇかとこれだけ聞くと思っちゃいますが。
その殺人は実は唆されたもので、唆した相手は「法律に触れない範囲で、自分は安全圏に身を置きながら」殺したい人物を被告人に殺させた外道。
つまりやったことだけ見れば「法で裁けぬ本物の極悪人」
いくら証拠を集めようとしても無駄。だって本当に何も法に触れることやってないんだもの。そんな奴。
被告人を無罪にしたのは、事件の犯人を「他に居る」とすることで、意図的に冤罪でその殺人教唆ヤローがパクられる危険性を発生させるためで。
主人公はその危険性を提示して「殺人の冤罪で捕まりたくなければ金払え」と恐喝。
殺されてしまった相手が、被告人が思っていたような悪党で無い可能性を無視すれば、ギリ納得できるか出来ないか。
そんな綱渡りの話だったのですが。

２話目は「幸せな一家を、長男を残して父母弟、３人もひき殺した運転手」
この運転手、人を３人も殺しておきながら「どいつもこいつも俺を人殺し扱いしやがって」「一家で一度に死ねたんだから幸せじゃねぇか」などとほざく真性ＤＱＮ老人。
そんなのを心神喪失で無罪にしようとして失敗。←今ココ

ちょっと待てやぁああ；

誰もこんなクズ野郎が無罪になる物語なんか読みたく無いだろ！
ホントどうする気なんだ！？

交通事故ならどうあがいても死刑にはできないから、あえて無罪にして、釈放されたところを唯一の遺族になった被害者家族の長男に復讐の刃で刺殺させる。
被告人老人だから、ムショにぶち込まれたらムショの中で死ぬ可能性あるから、あえて無罪に。
そんな狙いがあるのか！？
（もっとも、ギリ納得どころか完全にコースアウトの展開だけどさ、そんなの）

だからある意味非常に注目しているのです。
どういう結末持ってくる気なのか、と。

内容によっては３話目で読むのやめるコースかなぁ。
（内心そっちの方がありがたかったりもする。だって読む作品増えたら、ヤンジャンを読み終えるのにかかる時間増えるから；）