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原因は「モラクセラ菌」 60度ぐらいのお湯に20分ほどつけ殺菌
実はこの“殺菌”という考え方が、洗濯物の嫌な生乾き臭を防ぐ方法だと衣料管理の専門家はいいます。
「衣類の中に“モラクセラ菌”がいまして、これが長時間生乾きの状態にあると衣服についている皮脂をエサに増殖していく」(名古屋文化短期大学 成瀬正春学長)
「モラクセラ菌」とは生乾き臭の原因とされる菌で、最近、大手洗剤メーカーなどが発見。
人の口や鼻などの粘膜に存在し、洗濯物に付着すると水分や皮脂などをエサにしてフンを出します。そのフンが臭いを発していたのです。
洗濯をする前に洗面台などで60度ぐらいのお湯をはり、10分から20分ほどつけ、そのまま洗濯するだけ。たったこのひと手間で、生乾き臭を取り除けるといいます。ただし、この方法は服によっては色落ちや形崩れの心配があるので、衣類に付いた洗濯表示を確認するなど注意が必要だということです。