https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181130-00000011-jij_afp-int
「ひまわり(Sunflowers)」などの作品で知られるオランダの巨匠ビンセント・ファン・ゴッホ(Vincent Van Gogh)だと長年、考えられていた写真──明るい目をしたこの少年が、実は弟のテオ(Theo van Gogh)だったことが判明した。専門家らが29日、明らかにした。
【写真】ゴッホの写真
アムステルダムのゴッホ美術館(Van Gogh Museum)の発表によると、13歳当時のゴッホとして、これまで多くの書籍に掲載されてきた写真は、ほぼ間違いなく弟のテオが15歳のときの写真だという。
同美術館のアクセル・ルトガー(Axel Rutger)館長はAFPに「この発見によって、われわれの幻想が一つ減って、テオの写真が1枚増えた」と語った。
色鮮やかで激情的な自画像の油彩画で有名なゴッホだが、写真を撮られることには意外なほどの嫌悪を示していた。現存する写真はわずか2枚とされてきたが、今回の発見の結果、19歳の時に撮影された1枚だけになってしまった。
http://www.afpbb.com/articles/-/2808265?pid=7409535ゴッホの自画像、実は弟の肖像