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不甲斐無い真実

2008年11月03日 22時23分36秒 | 観戦記
第88回天皇杯 4回戦
2008年11月3日(月) 13:01キックオフ
浦和レッズ 1 - 0 愛媛FC
駒場 曇り 17度 16,724人
得点 95' ポンテ

ACL連覇を逃し、リーグ優勝も苦しくなった浦和は、昨年大幅な先取入れ替えにより完敗した愛媛を迎えた天皇杯初戦。今年もまたJ2・14位(15チーム中)の愛媛を相手に、勝利こそ掴んだものの、相変わらずの不様な試合展開を披露した。

前半から攻勢を見せたのは格下の愛媛。J2でも58失点とリーグ10位の弱小守備を相手に、エジミウソンが飛出せばオフサイド、ペナルティに飛び込めば3人で動きを封じられる等、攻撃の手を摘まれ続けた。坪井のオーバーラップ、田中達也のドリブル突破、闘莉王のシュートをもってしても浦和のゴールは生まれず。
逆に愛媛の内村、大木を起点に少ない人数で仕掛ける素早いパス回しからの速攻に浦和守備陣は翻弄され、シュートを放たれ続ける。
後半25分には攻撃の起点となっていた田中達也に代えエスクデロを投入する時にスタジアム中から不明瞭な采配へのブーイングが響いた。後半33分には、ようやく温存していた阿部を、ネガティブなプレーが目立った鈴木に代えて投入も得点には結びつかず。
ついにスコアレスドローで迎えた延長前半5分闘莉王が倒された得たPKをポンテが決め先制する。しかし、延長前半11分、愛媛 金守への報復行為で細貝が一発退場。その後主審に言い寄った闘莉王がイエローカードを受ける等、雲行きが悪くなる。その後エジミウソン、エスクデロ、ポンテらブラジル人トリオを前線に残し、守備に入る浦和。エスクデロはフリーで迎えた絶好もあえて横パス、バックパスを多用するチームを繁栄するかのようにバックパスし得点機を逃し続ける。延長後半もエジミウソンに代えなんとか失点を防ぎ5回戦への切符を掴んだ。
戦前から先日国士舘相手にPK戦までもちこまれた鹿島を反面教師として、誰もが納得する勝利を狙っていた浦和の策はもろくも崩れ去っていた。愛媛は純日本人イレブンで資金面共に格上相手に、アウェーで90分以上良く闘っていたと言える。しかし結局、再三訪れた決定機をものにできなかった実力が、J2で下位に沈む証明だった。J1への昇格はまだまだ難しいかもしれないが、今後に期待したい。
浦和は次戦(11月15日(土) 丸亀 13:00)、降格が決定した札幌を相手に、わずか1点で勝利を掴んだ横浜と準々決勝を賭けた一戦となる。果たして、どちらかが元旦に国立に
立つ事ができるだろうか。
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