4年周期の証明 日本のサッカー大好き!

サッカーについて語るときに私の語ること サッカー大好き ジャパンフットボールで一期一会 記事上ノくーろん者。

聖地の洗礼

2008年01月06日 23時56分51秒 | 観戦記
全国高等学校サッカー選手権大会
準決勝
08.01.06 12:10
流通経済柏 6-0 津工業
国立競技場
17965人 晴れ 12.9℃

先日の準々決勝で9試合連続無失点の広島皆実の堅い守備をこじ開け勝利したMF松葉を要した津工と最優勝候補に挙げられている流経柏との撃ち合いが予想された試合は、最注目選手大前による7大会ぶり1試合4得点という爆発的な攻撃力の前に覆された。
前半26分MF20田口のパスを受けたFW10大前がドリブルで持ち込み空いた左サイドを狙いシュート。これがクロスバーに弾かれながらゴールに入り先制。得点を刻んでからの柏は積極的なプレーで前線へボールを運ぶ。津工は右サイドの松葉のドリブル突破を起点に持ち込むも流経柏の守備を崩せず。前半を1点ビハインドで迎えた津工はハーフタイムにFW11前田に代えMF22荒井を投入し左サイドからの攻撃を試みる。流経柏も後半5分左サイドを担っていたMF8村瀬に代え右サイドをこなすMF11保戸田を投入。その2分後再び大前中里からのクロスにヘディングで飛び込み2点目を決める。さらに流経柏は後半21分に交代してわずか16分の保戸田が田口のパスに走り込みシュートを決めゴール。このゴールを機に歓声が止み始めた津工応援席。この後わずか11分の間に流経柏が3点を追加し試合を決める。
県大会7試合で計11失点と出場チーム最多を刻んだ津工は2回戦からの出場ながらも完封試合はなかった。自分達の持ち味である破壊力だけで勝ち進んで来ただけに聖地に辿り着いた瞬間、突き付けられた守備への代償は大きかった。ともに2度目のチャレンジで立ったベスト4の舞台での明暗は残酷な程はっきりと分けられた。

☆決勝
国立競技場(14:05)
藤枝東(静岡) - 流通経大柏(千葉)
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スターダストメモリー

2008年01月05日 23時49分39秒 | 観戦記
全国高等学校サッカー選手権大会
準々決勝
08.01.05 14:10
藤枝東 2-0 三鷹
市原臨海競技場
10500人 晴れ 8℃

初出場にして都立高校初のベスト8、開幕戦(第78回大会以降)勝利チームとして初の準々決勝進出など記憶に残る記録尽くしの三鷹が再びの国立を目の前に挑んだのは3年ぶり22度目の出場で10年ぶり(静岡勢としても10年ぶり)3度目のベスト4進出を狙う強豪藤枝東。
期待のかかる大舞台ということもあり1試合目から多くのファンが来場し、改築後ゴール裏の座席が芝に改装されたせいか2試合目には入場できない多くのファンがスタジアムの外から観戦した。(デッドスペースがあるため十分スタジアム外でも観戦可能ではあった。)

試合は藤枝東のほぼワンサイドゲームだった。シュート数は藤枝東の18に比べ三鷹は北見、林が放ったわずか3本。素早いチェックで果敢に藤枝東の攻撃陣を抑えていた三鷹だったが要の林でさえも1対1こそ征するものの2人以上でボールを回されると抑え切れず突破を許してしまう。個人技の差を走りでカバーするも時間が経過する毎にプレーが後手に回ってしまう。前半をなんとか1失点(MF10河井3試合連続得点)で終えたものの後半に入ってからも藤枝東の流れを奪えず。14分に両サイドの吉野、玉江に代え及川、大木ら2年生を投入するも逆に25分藤枝東のU18日本代表のMF10河井の左コーナーキックをU18日本代表候補のFW11松田に押し込まれ追加点を奪われてしまう。
ロスタイム2分も主審のホイッスルが鳴るまでボールが三鷹サイドからハーフウェーラインを超える事はなかった。
現実を知らされた結果だった。サッカー王国と言うべき地域から将来にプロを志して挑んでいるチームを相手に鳥かごのような校庭で1日わずか90分程の練習を行ってきた部活レベルのチームが闘えば容易に想像のつく内容でも合った。
しかし日本サッカー協会がサッカー学校まで作って世界基準の日本サッカーを目指している昨今。このような名のある指導者も選手なく金も時間もプロへの志すらもたないチームが爆発的に成果を出し全国ベスト8まで上り詰めたという事実が、今後ユースと高校サッカーの枠を超え都立高校の部活レベルの底上げにつながる事を期待したい。

「The Stardust Memory 」
Stardust Memory 忘れないでいて
星屑が 舞い降りてくるこの夜を
(歌:小泉今日子 作詩:高見沢俊彦・高橋研 作曲:高見沢俊彦)

☆開幕戦(国立開催)勝利チーム
78回 國學院久我山 2回戦敗退
79回 市立船橋(前年度優勝チームの推薦出場) 2回戦敗退
80回 東福岡 3回戦敗退
81回 鳴 門 2回戦敗退
82回 仙台育英学園  2回戦敗退
83回 羽黒 3回戦敗退
84回 一条 2回戦敗退
85回 滝川第二 2回戦敗退

準決勝(1月6日)
【国立競技場】
14:10キックオフ 高川学園 対 藤枝東
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2冠への国立行き切符

2008年01月05日 23時48分16秒 | 観戦記
全国高等学校サッカー選手権大会
準々決勝
08.01.05 12:10
流通経済柏 0-0 東福岡
PK4-2
流経柏:FW10大前○/DF16比嘉○/MF7中里○/DF2中富×/MF8村瀬○
東福岡:DF4串間○/MF9皿谷×/DF5宇田○/MF6土田×
市原臨海競技場
10500人 晴れ 7℃

2年振り2度目ながらも「得点王3冠」を狙う大前らを擁し全日本ユースと併せて2冠を狙う流経柏と2年ぶり13度目の出場で9年ぶり5度目の国立を目指す名門東福岡の一戦は、東福岡の約4倍のシュートを放った流経柏だったがついにネットを揺らす事はなかった。逆に東福岡は相手のパスミスからボールを奪いサイドから速攻を仕掛けるなどシュートに至らない間でも積極的な善戦へのアプローチで8本ものコーナーキックからセットプレーをこころみるなど流経柏を苦しめた。互いに決定機を逃し続け80分のランニングタイムをスコアレスドローで終了する。突入したPK戦では後半33分に投入された東福岡皿谷がキーパー須藤に弾かれ4人目のボランチ土田のシュートは須藤の両腕に収まった。流経柏は左サイドの村瀬の放ったシュートがゴールの左隅に突き刺さった瞬間、全日本ユースと同様初のベスト4進出という国立への切符を手にした。エースの上条の復帰が絶望的となった流経柏だがタレントの豊富さを武器に国立での爆発を期待したい。

準決勝(1月6日)
【国立競技場】
12:10キックオフ 流通経済大学付属柏 対 津工業
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三鷹を見たか!!

2008年01月03日 23時57分34秒 | 観戦記
第86回全国高校サッカー選手権
3回戦
08.01.03
三鷹2-0宮城工
駒沢陸上競技場
14:10 晴れ 10℃
10018人

1試合目がPK戦までもつれ込んだ為、キックオフのホイッスルが鳴っても多くの三鷹ファンが席に座れないでいた。ほぼ三鷹サポーターで埋められた駒沢はまさにホームだった。吹奏楽器を持ち込んだ宮城の演奏を覆うかのような三鷹の応援歌は会場中に鳴り響いた。

下馬評では歴代最高のチームと呼ばれた鹿実を完封した宮城に三鷹が胸をかりるかと思われていた一戦だった。しかし蓋を明けてみればまるで「能ある鷹は爪を隠す」かのごとく厚い守備と、ロングパスで前線へ送る速攻、DF20林のクレバーな守備とFW10白井の多彩なパスワークで宮城を翻弄。前半11分にDF5酒井のフリーキックを前線に上がったDF4繁澤が押し込み先制。22分に宮城は早くもMF6鎌田に代えDF15村上を投入し4バックへ戦術変更を試みるも逆に2分後、三鷹MF14玉江が逆サイドへ送ったパスを受けたFW10白井がドリブルで持ち込みキーパーをシュート。DFが追い掛けるも間に合わず、追加点を奪う。その後も三鷹が堅い守備から速攻、サイドチェンジで宮城を翻弄しゴールを襲う。三鷹同様9本のシュートを放った宮城だったがロスタイム3分も三鷹イレブンの攻撃についにネットを揺らす事がずピッチに崩れた。
三鷹は史上初の都立勢3勝という記録を刻みついにベスト8まで進んだ。次戦は千葉にて強豪藤枝東を迎える。再び国立の地に立つためにも善戦を期待したい。

○準々決勝 08.01.05
☆市原臨海競技場
12:10
流通経済柏 - 東福岡
14:10
藤枝東 - 三鷹
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3人のPK戦

2008年01月03日 23時56分03秒 | 観戦記
第86回全国高校サッカー選手権
3回戦
08.01.03
広島皆実0-0作陽
PK3-0
駒沢陸上競技場
12:10 晴れ 8.6℃
5445人

◎PK
・広島皆実 7MF加藤○/3DF松岡×/4DF林○/10FW下江○
・作陽 DF5櫻内×/FW14定岡×/3MF山田×

5大会ぶり出場の帝京を下した広島と強豪青森山田を倒し2年連続の決勝進出を狙った作陽の戦いは互いに精度を欠き80分のランニングタイムも得点が生まれずPK戦に突入した。作陽はGKの安井が全員に向かって大声で気合いを入れる等闘志を見せいていたが3人目のキッカーまで統べて枠をそれ、2人目のみ外した広島が3年連続のベスト8を決めた。

○準々決勝 08.01.05
☆さいたま市駒場スタジアム
12:10
津工業 - 広島皆実
14:10
遠野 - 高川学園
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強豪敗退

2008年01月02日 19時21分48秒 | ニュース
なんだかんだで帝京は屈したか。
それにしても富一、野洲、鹿実、前育、青山が早々に消えたか・・・
三鷹、那覇、埼玉栄がここまで残るとは。

3回戦 1/3
・駒場スタジアム
◇12:10
高川学園(山口)-埼玉栄(埼玉)
◇14:10
遠野(岩手)-近大和歌山(和歌山)

・三ツ沢競技場
◇12:10
津工業(三重)-那覇(沖縄)
◇14:10
日大藤沢(神奈川)-藤枝東(静岡)

・駒沢競技場
◇12:10
広島皆実(広島)-作陽(岡山)
◇14:10
三鷹(東京B)-宮城工(宮城)

・市原競技場
◇12:10
流通経済柏(千葉)-北越(新潟)
◇14:10
東福岡(福岡)-佐賀北(佐賀)
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刻まれる11の星

2008年01月01日 23時38分33秒 | 観戦記
第87回 天皇杯全日本サッカー選手権大会
決勝
サンフレッチェ広島 0 - 2 鹿島アントラーズ
2008年1月1日(火)
14:02キックオフ
国立競技場 9.2℃
46,357人

得点
8' 内田篤人
89' ダニーロ


降格戦に敗れた後、ジュビロ、ガンバらJ1屈指のチームをやぶり上り詰めた広島と、7年ぶり3度目の優勝と、10年ぶりの2冠達成に挑む鹿島との一戦。キックオフ30分前に所定の席についた岡田代表監督が見つめた今年初めの大舞台は、下馬評通り鹿島が潜在能力を見せつけた試合となった。

前半8分内田が得意のドリブル突破から右サイドをえぐりDFと競り合いながら放ったシュートがキーパーの逆をつき先制。その後もサイドからマルキーニョス、田代に合わせたボールで広島ゴールを狙う鹿島。広島は盛田、ストヤノフら自慢の守備ラインから細かいパスを繋ぎ前線へボールを繋ぐ。
前半23分ストヤノフが小笠原へのバックチャージからイエローカードを受けるプレーで一時騒然としたものの、全体で5枚のイエローカードが出されたわりには落ち着いた試合が続いた。
広島は77分に平繁に代え中盤のポジションを自在にこなす李 漢宰、83分には柏木に代え起用した高萩に代えともに03年ユースを制した高柳を投入し1点を奪いにかかる。しかし岩政、大岩に加えDFにさがたった小笠原、マルキーニョスらにボールを奪われ決定機を作れず。逆にロスタイム直前に投入された柳沢に右サイドから持ち込まれ10分前に投入されたダニーロへのアシストを許し追加点を献上。
ここにきて天に昇るチームと地に落ちるチームの現実を知らされた広島は決勝のちで崩れ去った。

これまでの4シーズンタイトルから遠ざかっていた鹿島が柳沢、小笠原ら海外移籍組が戻った事により息を吹き返しタイトルを11に引き上げた。しかし結果が物語るように小笠原不在時のチームの低迷も顕著に表れる等、新たに柱となる選手の不在が垣間見れる。
来季挑むACLではこれまで以上に苦しい連戦となるだけに無駄な放出をさけ、有能な選手の獲得が望まれる。
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坪井・・・

2008年01月01日 03時18分44秒 | ニュース
年末を実家(岐阜?)で休養中に
夜中の生放送で保田圭からの電話をとることになるとは思ってもいなかったか。
それにしてもガキもいるのにどこで番号交換してんだか。

◎幹事さまぁ~ず 女だらけの大新年会(生)アイドルいちご祭り2008
http://www.ntv.co.jp/ichigo/
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