4年周期の証明 日本のサッカー大好き!

サッカーについて語るときに私の語ること サッカー大好き ジャパンフットボールで一期一会 記事上ノくーろん者。

王国のリベンジへ

2008年01月06日 23時57分27秒 | 観戦記
全国高等学校サッカー選手権大会
準決勝
08.01.06 14:10
高川学園 0-1 藤枝東
国立競技場
21317人 晴れ 12.5℃

昨日のほぼ倍の気温。聖地国立には2万人を超える観客が足を運んだ。山口からの応援は難しいのか1試合目の流経柏の後に陣取った高川学園の応援団は流経柏のそれに比べ1/3ほどの規模となりキックオフ5分後には一般客に解放された。
15年という今大会最多の連続出場を誇る高川学園は初の決勝に進むべく過去4度の優勝を誇るサッカー王国静岡代表の藤枝東に挑む。
試合は細かな精度の高いパスで守備陣を翻弄する藤枝東と個々の高い技術で突破を図る高川という特徴を見せた展開となった。前半11分、それまで中央でボールの奪い合いとなっていたが藤枝東が高川に攻め込む流れとなる。MF5石神が倒れながらもなんとかボールをキープしMF10河井に送る。再びMF5石神にボールが戻ると今度は中央のFW11松田へ送る。FW11松田がヒールで流すと、それを受けたMF10河井がDF2人の間を見抜き思いきり振り抜いた右足のシュートで先制ゴールを奪う。その後もMF10河井を中心に前半だけで11本のシュートを放ち高川学園を追い込む藤枝東。藤枝東は守備でも素早い寄せで相手の動きを封じ攻撃の芽を摘んでいく。高川は後半10分から約10分おきに選手を入れ替え得点を奪いにかかるも藤枝東の守備を崩し切れずロスタイム2分も得点の欲しい高川は藤枝東からボールを奪い切れずついに1点を奪い切れないまま20度目の選手権を終えた。
34年ぶり7度目の決勝進出で12年ぶりの静岡勢優勝も担う藤枝東。残された一戦は共に優勝候補と呼ばれ続けた流経柏との戦いとなる。夏の総体では3回戦(0-1)で敗れているだけにリベンジもかかっているだけに86度目の決戦が待ち遠しい。

☆決勝
国立競技場(14:05)
藤枝東(静岡) - 流通経大柏(千葉)
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聖地の洗礼

2008年01月06日 23時56分51秒 | 観戦記
全国高等学校サッカー選手権大会
準決勝
08.01.06 12:10
流通経済柏 6-0 津工業
国立競技場
17965人 晴れ 12.9℃

先日の準々決勝で9試合連続無失点の広島皆実の堅い守備をこじ開け勝利したMF松葉を要した津工と最優勝候補に挙げられている流経柏との撃ち合いが予想された試合は、最注目選手大前による7大会ぶり1試合4得点という爆発的な攻撃力の前に覆された。
前半26分MF20田口のパスを受けたFW10大前がドリブルで持ち込み空いた左サイドを狙いシュート。これがクロスバーに弾かれながらゴールに入り先制。得点を刻んでからの柏は積極的なプレーで前線へボールを運ぶ。津工は右サイドの松葉のドリブル突破を起点に持ち込むも流経柏の守備を崩せず。前半を1点ビハインドで迎えた津工はハーフタイムにFW11前田に代えMF22荒井を投入し左サイドからの攻撃を試みる。流経柏も後半5分左サイドを担っていたMF8村瀬に代え右サイドをこなすMF11保戸田を投入。その2分後再び大前中里からのクロスにヘディングで飛び込み2点目を決める。さらに流経柏は後半21分に交代してわずか16分の保戸田が田口のパスに走り込みシュートを決めゴール。このゴールを機に歓声が止み始めた津工応援席。この後わずか11分の間に流経柏が3点を追加し試合を決める。
県大会7試合で計11失点と出場チーム最多を刻んだ津工は2回戦からの出場ながらも完封試合はなかった。自分達の持ち味である破壊力だけで勝ち進んで来ただけに聖地に辿り着いた瞬間、突き付けられた守備への代償は大きかった。ともに2度目のチャレンジで立ったベスト4の舞台での明暗は残酷な程はっきりと分けられた。

☆決勝
国立競技場(14:05)
藤枝東(静岡) - 流通経大柏(千葉)
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