友人からのお誘いで、麻布十番にあるミシュラン☆の『リベルテ・ア・ターブル・ド・タケダ』でディナーを楽しんできました。
麻布十番に行く機会なんてほとんどなく、テレビで見る町。
商店街がにぎやかで、オシャレな方、外国人が犬を連れて買い物をしている・・・というイメージがあります。
でも、横道一歩入ると、閑静な住宅地となっており、『リベルテ・ア・ターブル・ド・タケダ』もそんな中にたたずんでいるレストランでした。
店内、二名対面の席のテーブルがとても大きく縦長で、きっとお料理のお皿がいくつも並べられることができるんだろうなぁ・・・と想像。
本日のメニューです。
食前はノンアルコールドリンクをお願いし、お茶にしょうがを加えたものを出していただきました。
『リベルテ・ア・ターブル・ド・タケダ』ではお茶にこだわっているそうです。
そこにショウガを加えて、口にすると「ん?ショウガ、入ってるかな・・・」というくらい控えめな味。
お茶とショウガ、バランスよく淹れられたドリンクでした。
<前菜>
静岡 五穀屋 山むすび
よつ割り最中 フォアグラ
浜松にある五穀屋というお菓子屋さんとコラボして、前菜にしたそうです。
「山むすび」三角形のおむすび型のおせんべいの上にサラダがトッピングがしてあります。
「よつ割り最中」には柚子のジャムが入っており、そこにお店でフォアグラを挟み込んだそうです。
山むすびはサクサクっと、よつ割り最中はパリっと割って、音を楽しむことができます。
柚子のジャムにフォアグラ・・・とても相性のいい組み合わせで、最初から舌が喜んでしまいました。
<サラダ>
鳥取県産 紅ずわい蟹
「サラダではないサラダで・・・」というご説明がありました。
紅ずわい蟹を使ったサラダの上に大根を薄く輪切りにしたものを敷いて、
そこへタピオカやイクラなどをのせた、見た目がとてもきれいな一品です。
蟹独特のエキスが口の中に広がる幸せなひととき・・・
大根のシャキシャキ感もあり、バランスのいいサラダ?です。
<メイン>
和歌山県産 紀州鴨
フランス料理ならではの食べ方!
パイに包まれた鴨。
実は初めて食べます、パイ包みの鴨・・・
添え物として、玉ねぎのグラタンとカボチャのペーストに鰹節みたいに削った栗!
なんていうことでしょう!!
栗をこんな風に使うなんて・・・
鴨肉はけっこう好きでよくチョイスするのですが、火の通りがちょうどよく、生ならず固からずちょうどいい歯応えです。
<デザート>
長野県産 長野パープル・マスカット
長野パープルはコンポート、マスカットは半切りにした上にマスカルポーネチーズをのせています。
どちらもブドウの甘みや酸味を活かした絶妙なお味。
最後に、ハーブと共に煎じた緑茶とプチデザートを・・・
緑茶の香り+ハーブの香り、どちらもする和のハーブティー。
おしゃべりをしながらゆっくりいただきました。
フランス料理は、味も見た目も華やかでステキなところが好きなのですが、
『リベルテ・ア・ターブル・ド・タケダ』さんのお料理は、シェフの方が創意工夫を凝らしておられ、
すべてが見事な組み合わせになっています。
五感:視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚、すべてで楽しめるコース料理だと感じました。
また伺いたい一店に加わりました。
ごちそうさまです♪