建築家フランク・ゲーリー展が、東京ミッドタウンの21_21 design sightで2月7日まで開かれていました。
チケットをアルバイトの学生さんからいただいたのですが、先週は風邪っぴきでなかなかタイミングが持てず、結局最終日ギリギリでしたが行ってくることができました。
チケットをもらった時には、フランク・ゲーリー = ???でした。。。
でも、すぐにネットで調べて、あ!あのルイヴィトン財団の建物の設計した人ね!!と、かなりミーハーなアプローチではありました。。。
とはいっても、新国内競技場の白紙撤回騒動を一部始終追っていたので、建築家、建築設計・・・というキーワードにはそれならの関心は持ってます。
フランク・ゲーリー氏の主な建築物は、、、
スペインのビルバオにあるビルバオ・グッゲンハイム美術館
L.A.のウォルト・ディズニー・コンサートホール
2014年竣工パリルイヴィトン財団・・・ etc....
企業の建物としてはFacebook本社の西サイドの部分もあります。
21_21 design sight 入口の売店スペースにいきなりあったのがルイヴィトン財団の建物の模型。
曲面を重ねた建物は印象的。
是非とも現地に行ってみたい!と思っております。
さて、有料の展示スペースには、ゲーリー氏が手掛けた建物の代表格が、初期の設計からプレゼンテーションに至るまでを並べて見せていました。
手書きから実際の形に向けて、積木を重ねたてみたり布(!)を折り重ねたり・・・。
「コレが建物になるの???」
と素人が思うような形を造り出していく。
そうして最終的にプレゼンする建物の模型が出来上がる、その一連の流れが展示されていました。
全体的に斬新
他の建築家の方のものを知らないから、すべてが斬新に感じられたわけですが…
ふと、
「この曲面の素材で新国立競技場の屋根問題って解決できるんじゃない」
な~んて見方もしてみたり、、、。
こちらはオーストラリアーのシドニーにあるUTSビジネススクールの建物が出来るまで。
実物の写真です。
これらを観て、"実物ってどんなモノだろう・・・"と現地で目の当たりにしてみたい・・・と心惹かれました。
でも、一番に印象を残したのは、壁に描かれたゲーリー氏の頭の中にあるモノ。
idea。
思想、志向。
特に、
「工期内かつ予算内で竣させます。」
この展示会開催が、新国立の設計やり直しとどう前後しているか、もしくは、予算オーバーで揺れてる時期に決まったのか、全く知らないですが、まさしく五輪の建築物でワーワー騒いでいる日本に向けられた言葉にしか見えなかったです。。。
最終日だから!?、六本木・ミッドタウンだから!?
日本人に比して外国人の見学者が多いのに驚きました。
ミッドタウンにある21_21 design sightではおもしろい企画展示が開催されています。
次は「雑貨展」とのこと。
今後もどんな企画展をやられるのか、追っていきたいと思います。