父が、体調がすぐれない日が続いて、とうとう病院に行ってみた日。
そして即、大きな病院で検査。
結果、歩くの禁止なほどの状態で即日入院しとなってから1年が経ちました。
検査当初に言われた病名が、
GIST(消化管間質腫瘍)
10万人に1~2人に発生する悪性腫瘍で、希少ガンと呼ばれる病でした。
10日ほど要した検査で、もしかしたらGISTではないかもしれない・・・とも言われ、でも出血が止まっていない現状を診て、胃全摘をすることになりました。
母から連絡を受け、慌ててネットで「GIST」について調べた日から1年。
家族がすぐその日に集まって、今後のことを話し合った日から1年。
この日のことを思い出すと、今だから笑えることばかりだった気がします。
入院当日から輸血。
歩いてはいけないので、動く時は車椅子で。
食事も入院した日から中止。
「最後の晩餐ってなんだった???」
ということも思い出せないほどの急展開に、一同が怒ったり笑ったりした日でした。
でも、1年後の今。
父は元気にほっつき歩いています。
昨日も暑い中を都会に出てきて、街歩きをしていったみたいです。
体重は20キロ近く減りましたが、
幸か不幸か、骨格がしっかりしているので、痩せたけれども胃を全摘したとは思えない姿。
最近は食欲旺盛で、
「お腹減った~」 と言うほど・・・
ん?お腹はあるのか???
と突っ込みを入れました
年齢的にも亡くなっておかしくないところ、1年後にこうして元気に自分で歩いて生きていられるのは、そもそもの身体が健康だったからかもしれません。
1年経ったのを機に、また思い出しながら闘病についてつづってみたいと思っています。