間もなく閉幕とあって、入場1時間待ちとのこと。
でも、予約してたので30分程で優先的に会場へ入ることができました。
ルイヴィトン、旅行用のトランクを造っていたブランド。
当時は船旅で、荷物を持ってくれるお付きの人がいるような、いわゆる"セレブ"がオーダーして、用途に応じた鞄を作っている・・・という歴史を本で読んだ気がします。
ゆえに、展示品の大半は大きなトランク。
開けると、ハンガーがついて荷物全てが収納できる仕組みになっていたり、引き出し付だったり・・・
確か表参道店がオープンした時に、上の階でベッドがを収納するトランクが展示されていました。
この時は俳優さんのオーダーのモノとのことでしたが、今回もベッドが展示されていて、あぁこうやって使うのね・・・と。
多くはトランクを中心に、1900年代前半の歴史感じるバッグ、今は見かけない形のモノが展示されており、某ブランドと似てる!とか、コレ発売してほしい!とか、思いました。
私のヴィトン歴(?)の中で一番衝撃を受けたのがコチラ
忘れもしない・・・
東京駅の横須賀線乗り場。
ヨーロッパ系の顔をしたオシャレな外国人が持っていて、
わっ!コレほしい!!
という衝動にかられたことを鮮明に覚えています。
この「グラフィティ」は、当時特別な人しか買えない状況だったと記憶します。
一般人には手の届かないバッグでした。
その後もデザインが変わって、販売されたこともありましたが、やっぱり最初に出会ったあの男性が持っていたバッグが欲しかった。。。
私の持っているバッグ、なぜか廃盤になるモノばかりで、たまにそれらを持ってお店に入ると、店員さんに珍しがられます。
修理したいのにフランスに送らないとダメと断られたりしたバッグもあります。
ここ数年は高級皮、LVの金属のついたバッグがコレクションで出てきて、モノグラムの一般的なバッグ使用者としてはだんだん遠い存在になってきてしまっているのが寂しい。。。
まぁそもそも庶民が持つブランドではなかったのだから、当たり前な流れなのかもしれません。
この1、2年で、エルメスやブルガリが国立博物館でエキシビションを行って、それと似たように今回のエキシビションが行われたのかなぁ・・・と思います。
もう購入するのは難しいですが、目の保養にこうした展示イベントが開かれるのは、これからも楽しみにしています。