銀行の新春講演会で元埼玉社会保険病院院長
埼玉県糖尿病協会理事長の鈴木裕也先生の話を聞いて来た
先生は昭和18年生。慶應大学医学部を卒業後
すぐ北浦和駅近にある埼玉社会保険病院に入られた
甲状腺治療の権威でもある
又、開成高校時代、2020年東京オリンピックの
組織委員会事務総長を今務めている
武藤敏郎元大蔵、財務事務次官とは同級生だ
「還暦を過ぎても元気で長生き」という演題で
大変わかりやすく、時にユーモアーを交えて
パワーポイントで話してくれた。
今の主な死因は3つ「がん」「心疾患」「脳血管疾患」である
・がんを発見するには人間ドックしかない
・動脈硬化対策は厚労省は善玉コレステロールを増やせと言うがこれは増えない
悪玉コレステロールを増やさないことだ。
・女性は動脈硬化をおこさない。女性の方が長寿なのはこのせいもある
・頑張り過ぎる、ストレスがたまると誰でも
コレステロールがたまり、血液が固まり動脈硬化になる。
・糖尿病で動脈硬化はすぐ始まる
・今、それぞれのタイプで薬がそろっていて三大合併症はかなり減った
先生はチョイワルとチョーワルという表現をよく使った
この喩は心に入って来てすごく良いと思う。
アルコールは飲んでも飲まなくても同じ
休肝日はいらない。2合以内だったら動脈硬化を減らす
下の写真は先生の自宅の各種アルコール
男性のクオリティオブライフ。狭心症の薬として開発
されたバイアグラは社会保険病院が日本で一番早く処方した
還暦過ぎたら、少しぐらいチョイワルでも良い
チョーワルにならないことが大事
体が少々傷んで来たら体力から知力へ